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活動について
発明・考案に対する顕彰

平成21年度顕彰基金による顕彰作品の紹介

建設業の安全衛生にかかる優秀な発明・考案等として平成21年度に顕彰された作品2件をご紹介させていただきます。


Ⅰ「リスクアセスメントで災害ゼロ」 -セーフティーチームTAKEDAの取り組み-

武田建設株式会社
代表取締役社長 武田美治


グループ名:セーフティーチームTAKEDA
メンバー数:5名
グループ発足:平成19年9月
メンバー平均勤続年数:28年
テーマ解決期間:平成19年9月~平成20年9月
解決までの会合回数:25回

~メンバー紹介~
武田 伊知朗 西岡 薫 大久保 英雄 鎌井 豊

活動の背景

平成18年の改正労働安全衛生法の施行により、リスクアセスメントの実施が努力義務となったが、鉄筋工事業者としてリスクアセスメントを導入し、店社及び現場で何をどのように実施すればよいのか理解できず苦労した。

活動の特徴と内容

「リスクアセスメントで災害ゼロ」をテーマに「セーフティーチームTAKEDA」(社長を中心にメンバー5名で構成)を平成19年9月に発足させ、25回の会合を重ねてリスクアセスメントの導入、実施に取り組んだ。

まず、職長(25名)を中心とした検討部会を編成し、鉄筋工事の各作業について危険性を特定して、その可能性と重篤度を評価し、作業の部位と作業内容をマトリックス表にして当社独自の実際に現場で活用しやすい「危険有害要因一覧表」を作成した。

次に、これに基づき「個別工事着工前検討会」において工務部門と職長が現場の状況等をふまえて危険度の高いものを選定し、それぞれについて対策「行動目標」をたてて、実施している。

また、この「行動目標」を主体とした安全の基本事項を「送り出し教育」により周知徹底している。

更に、従来の「作業手順書」にリスクアセスメント手法を取り入れて見直し、安全を重視した手順書に改訂して現場で実施している。

効果
  1. リスクアセスメントを短時間に効果的に進めることができる。
  2. リスクアセスメントを取り入れた作業手順書の作成と実施などにより、現場のリスクが明確になり、作業員一人ひとりの危険に対する感受性が高まり、災害事故防止に有効な活動が展開できるようになった。
作業手順



Ⅱ「養生蓋ユニット(コンクリート床の開口部の養生蓋)」の開発

株式会社京都知財倶楽部
代表取締役 石部博史


開発の背景

空調設備や上下水道の配管工事において各階のコンクリート床に大小の開口部があり、従来はベニア板等で蓋をして作業を行っているが、作業員が開口部に躓いたり、脚立の脚が開口部にかかって転倒するなどの危険があり、また開口部から雨水が漏れたりしていた。

作品の概要・特徴及び具体的改善点

蓋と2枚の板の間に挟む1枚のゴムと、これらを一体化にする一対のボルト・ナットの簡単な構成でコンクリート床の開口部に蓋をする養生ユニットを開発した。

効果
  1. 開口部の内壁と開口部の口を同時に二重にシールするため、強度が強く、作業員の躓き、脚立の転倒による災害の防止に有効である。
  2. 雨水漏れが防止できる。
  3. 繰り返し使用でき、コストの抑制につながり、広く建設現場に普及することが期待できる。
養生蓋ユニット解説図 養生蓋ユニット使用前使用後



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