平成22年の新春を迎え、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
昨年は、創立45周年の節目の年であり、創立45周年記念全国大会及び各事業等の実施にあたり、皆様方には、格別のご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、建設業における労働災害は、近年、着実に減少を続けており、特に平成21年における死亡災害は、平成21年11月7日現在の速報値ではありますが、過去最少となった平成20年の同時期より、さらに55人減少し、274人となっております。
これも、会員の皆様をはじめ関係者の方々の労働災害防止への長年のご努力の賜と感謝申し上げ、深く敬意を表する次第でございます。
当協会といたしましては、労働災害の減少傾向を今後とも堅持し、死亡災害の着実な減少を図るべく、各種の労働災害防止対策を一層積極的に推進してまいる所存であります。
一方、建設業を取りまく経済環境は、建設投資の大幅な減少、公共工事の削減などの影響を受け、一段と厳しい状況が予想されますが、いかなる状況下にあっても労働災害はあってはならないものであります。建設業がわが国の基幹産業として今後も健全に発展していくためには、経営トップの明確な安全衛生方針のもとに、自主的労働災害防止活動を積極的に展開し、誰もが安心して働くことのできる職場づくりを推進していくことが不可欠であります。
新たな年を迎え、当協会では、企業の自主的な労働災害防止活動を一層積極的に支援することとしており、特に「建設業労働安全衛生マネジメントシステム(コスモス)」については、建設事業場が円滑にシステムを構築し、実施運用できるようにするため、コスモス構築企業支援サービス等の充実・強化に努めることとしております。
また、本年についても労働災害発生状況、行政施策等の動向をふまえ、ニーズに即した教育研修事業を開発し、本部、支部ともに積極的に推進してまいる所存であります。
さらに、安全衛生意識の高揚並びに安全衛生管理に係るノウハウと情報の共有化を図るために毎年開催しております「全国建設業労働災害防止大会」については、本年、10月21日、22日の両日、宮城県仙台市において開催する予定でございますので、皆様方のご支援、ご参加をお願い申し上げます。
会員各位の益々のご健勝とご発展を祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。