レーザースキャナ式警報通信機を活用したクレーン等の接触防止

[ICT活用事例]レーザースキャナ式警報通信機を活用したクレーン等の接触防止

概要・活用方法

①高架下・架線・線路・側道路際等、上空に接触物がある場所で、設定した場所に扇状で平面の警戒エリアを敷くことにより、接触する前にクレーンのブームなどが接近していることに気づくことができる。
②クレーン作業エリア内上空に架線があり、クレーンブームが接触する恐れがあった。そのため架線から少し離れた所にレーザーを飛ばしクレーンが旋回しすぎた時、接触する前に警報機がなるため、クレーンOPが危険察知し止まることができる。

特徴・効果

①目視で確認が難しい上空部分の監視を行う事ができる。
②監視エリアの形状を自由に設定することができる。
③警戒エリアは切り替えスイッチで変更できる。
④警戒エリアの最大検知範囲は半径80m、190°の扇状に展開できる。

活用上の注意点

①設置場所に必ずAC100V電源を準備する事。
②昼間と夜間で警戒エリアを変更する場合は、切り替え操作を必ず行うよう徹底する。

残留リスク(活用上の問題点)

①残留リスクの内容と対応策

・対象物に接近していることを警報器で確認することができるが、クレーンOPが警報に気づくことができなければ接触を避けることができない。

②対応策についての今後の計画

・クレーンOPの見やすい位置に警報機を設置する。
・警報器を監視しクレーンOPに知らせる監視員を配置する。

対象とする主な対策(本質安全化)

  • [危険作業対策]解体工事/車両系建設機械作業
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]不安全行動の抑止
登録番号 4-5
活用分類 無人化・省力化
適用工事
  • 【土木工事】
    仮設工事/土工工事
作業 ①クレーンを使用した楊重作業
②SMW機を使用した作業
価格等 アクティオレンタル
月々50,000円
活用実績(件数又は現場数) 1件目
当該技術所有企業 [技術の所有権]
他社:

[販売]
他社:(アクティオ)
当該事例紹介ウェブサイト https://www.eg.aktio.co.jp/05tsushin/e10-anzen/警報通信器-%e3%80%80レーザースキャナ式lms-221/lms-511/
掲載日 2019年4月15日
更新日 2022年1月20日

【カテゴリ】

  • [活用分類]無人化・省力化
  • [土木工事]仮設工事/土工工事
  • [抑止可能なリスク(災害の種類)]激突/激突され/はさまれ、巻き込まれ/感電
  • [危険作業対策]解体工事/車両系建設機械作業
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]不安全行動の抑止
  • [ICT関連]センサー

企業情報

飛島建設株式会社 名古屋支店 土木部

ご担当者名
後藤 慎
お電話でお問い合わせの方は
054-376-5861

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