建設工事で取り扱う多くの材料は、化学物質を含有しています。このため、化学物質を含有している材料を誤って取り扱うと、爆発、火災などの危険性、皮膚に触れることによる薬傷、吸入による健康障害など、生命に危険を及ぼすおそれがあります。
本書は、建設工事で化学物質を含有する材料を取り扱うときの基本的な対策について、労働安全衛生関係法令を基にまとめたものです。雇入れ時等教育、新規入場者教育などの化学物質を直接取り扱う作業者のテキストとして、また取り扱う事業者の管理者、職長・安全衛生責任者などの基礎的な教材として、ご活用ください。
奥付 初版 令和7年2⽉26⽇