労働安全衛生マネジメントシステムは、経営管理の一環として組織的・体系的に行う安全衛生管理の仕組み(システム)であり、システムを事業者自らが構築し、確実にかつ効率的に安全衛生管理活動を行うことにより“事業に潜在する災害要因の除去・低減”、“労働者の健康増進と快適職場の形成の促進”及び“企業の安全衛生水準の向上”を図ろうとするものです。
この労働安全衛生マネジメントシステムを構築するための指針として、厚生労働省が平成11年4月に「労働安全衛生マネジメントシステムに関する指針」(告示第53号)を公表いたしました。
建災防は、この厚生労働省の指針に基づいて、建設工事が有期であり、店社と作業所が一体となって災害防止に取り組んでいるという建設業の特性を考慮して「建設業労働安全衛生マネジメントシステムガイドライン」(コスモスガイドライン)を平成11年11月に開発(平成18年6月及び平成30年4月改正)するとともに、建設企業にこのコスモスガイドラインを普及することにより、個々の建設企業はもとより、建設業界の安全衛生水準の向上を図るために次のような事業を展開しています。
「コスモス」は、“建設業労働安全衛生マネジメントシステム”の英語表記の頭文字である「COHSMS」を“コスモス”と称したものです。
Construction Occupational Health and Safety Management System
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