腕時計型受信器を活用した現場作業員への自動気象警報等伝達システム[リアルタイムアラート伝達システム]

[ICT活用事例]腕時計型受信器を活用した現場作業員への自動気象警報等伝達システム[リアルタイムアラート伝達システム]

概要・活用方法

・腕時計型受信器を用いて現場で従事する作業員に気象情報等を伝達するシステムである。
・気象情報サービス会社のアラートメールの配信を契約することで、メールサーバに該当地域の気象情報が配信され、メールサーバに送られた新着メールを現場パソコン内のソフトウェアで読み取り、腕時計型受信器のディスプレイで表示可能な文字数10文字以内に
自動で変換し、インターネット環境下で送信器及び中継器を通じて現場作業員が装着する腕時計型受信器へ一斉送信する。
・気象情報は、特定の受信者を選択して送信できるほか、グループ送信も可能であり、腕時計型受信器の振動とディスプレイの表示で確認することができる。

特徴・効果

・腕時計型受信器の活用により、現場にいる作業者に気象情報を確実に通知でき、災害発生から迅速に対応できるため、作業員の安全性の向上を図ることができる。
・送信器及び腕時計型受信器で情報伝達を行うことにより、騒音が発生しないため、周辺地域への騒音の軽減を図ることができる。

活用上の注意点

・メールサーバーから現場パソコン、さらに、腕時計型受信器に送信できる送受信環境が整備されている必要がある。
・腕時計型受信器の電池の耐久時間は1日5~6回受信及び時刻常時表示で4日であり、適宜、充電を行う必要がある。
・送信機~受信機、送信機~中継器~受信機間の通信距離は各々約200mのため、通信エリアの機器配置に注意する必要がある

対象とする主な対策(本質安全化)

  • [危険作業対策]その他危険作業(重機・玉掛作業)
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上/不安全行動の抑止
登録番号 1-3
活用分類 人・行動センシング
適用工事
  • 【その他】
    分類不能
作業 屋外作業を伴う建設工事全般
価格等 8人分の腕時計型受信機等を購入、1年間使用で約193万円
活用実績(件数又は現場数) 多数(横浜支店では平成29年度に1現場で使用)
特許・実用新案 特許:無
実用新案:無
当該技術所有企業 [技術の所有権]
自社

[販売]
自社
第三者評価・表彰等 NETIS登録技術 KT-150048-A
当該事例紹介ウェブサイト http://www.toa-const.co.jp/techno/civileng/surveying/m18/
掲載日 2019年4月15日

【カテゴリ】

  • [活用分類]人・行動センシング
  • [その他]分類不能
  • [抑止可能なリスク(災害の種類)]その他(気象による災害の防止(避難等))
  • [危険作業対策]その他危険作業(重機・玉掛作業)
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上/不安全行動の抑止

企業情報

東亜建設工業株式会社 横浜支店 土木部

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