写真データを活用した3次元位置情報の作成[4DMapper]

[ICT活用事例]写真データを活用した3次元位置情報の作成[4DMapper]

概要・活用方法

①写真(人力撮影、ドローン撮影)より現地盤の標高、地形や掘削後の出来形記録を行える。
②3次元データの解析にはSfMソフト(Structure from Motion)であるPix4Dmapper(ver.4.0)を用いる。

特徴・効果

①計測に伴う労力や崖や急な斜面、災害現場等二次災害の発生が考えられる危険地帯への立ち入りなどが削減・回避でき、「墜落・転落」、「転倒」、「飛来・落下」のリスクを低減できる。
②短時間で高精度な結果が得られるため、業務時間の削減と品質向上に繋がる。
③クラウドを組み合わせる事で現場-本社間等でのデータ共有ができ、更に効果的。

活用上の注意点

①宮古島での支持地盤確認(隆起石灰岩)に用いたが、表層の赤土を除去する必要があった。
②ドローンを使用する際は周囲に人がいないことを十分に確認する。
③ドローン運行に際しては別途関係省庁への申請・認可取得が必要。
④歩きながらの操作は墜落、転落や転倒のリスクを増加させることになるため、立ち止まるか、座って操作する。

残留リスク(活用上の問題点)

①残留リスクの内容と対応策

[内容]ドローン操作中、周囲への注意力が散漫になり、転落や転倒、激突の恐れがある。

[対応策]ドローン操作中は足元に気を付け、操作をしながら移動しないようにする。

対象とする主な対策(本質安全化)

  • [危険作業対策]災害復旧工事/車両系建設機械作業/軟弱地盤工事
  • [有害業務対策]熱中症
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上/苦渋反復作業の解消
登録番号 2-1
活用分類 無人化・省力化/能力支援等
適用工事
  • 【建築工事】
    土工事
作業 ①現況計測
②出来形記録
活用実績(件数又は現場数) 全国土木現場の17現場で現場導入済み。
特許・実用新案 特許:無
実用新案:無
当該技術所有企業 [技術の所有権]
他社
[販売]
他社
当該事例紹介ウェブサイト http://biz.kkc.co.jp/software/products/pix4dmapper/
掲載日 2019年4月15日
更新日 2021年9月30日

【カテゴリ】

  • [活用分類]無人化・省力化/能力支援等
  • [建築工事]土工事
  • [抑止可能なリスク(災害の種類)]飛来、落下/はさまれ、巻き込まれ
  • [危険作業対策]災害復旧工事/車両系建設機械作業/軟弱地盤工事
  • [有害業務対策]熱中症
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上/苦渋反復作業の解消

企業情報

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ご担当者名
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