土工工事におけるマシンガイダンス油圧ショベルの活用

[ICT活用事例]土工工事におけるマシンガイダンス油圧ショベルの活用

概要・活用方法

①バックホウマシンガイダンスを用いることにより、立ち入り困難な場所(急斜面等)においても丁張設置作業が不要となる。
②掘削を進めて行く際、法面での丁張を延長する作業が不要となる。
③施工する際に、掘削位置を指示する作業が不要となる。
④文字、絵、光、音によるガイダンスに従えば、設計通りの施工が可能となる。

特徴・効果

①立ち入り困難な場所での作業がなくなるため、転落等の事故がなくなる。
②施工する際、周囲に作業員を配置しなくて済むので、バックホウと人との接触事故がなくなる。
③衛星電波使用により正確な位置を割り出し、測量誤差の軽減ができる。
④丁張設置作業が不要になり、作業性が向上する。

活用上の注意点

①衛星電波を使用しているため、場所によって位置情報が取得しにくい場合がある。
②通信障害となる架設位置が低い高圧線がある場合は使用しない。

残留リスク(活用上の問題点)

①残留リスクの内容と対応策

衛星電波を使用しているため、場所によって位置情報が取得しにくい場合がある。

②対応策についての今後の計画

固定局を適正な場所に設置する。

対象とする主な対策(本質安全化)

  • [危険作業対策]斜面掘削工事
  • [有害業務対策]熱中症
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上/不安全行動の抑止/苦渋反復作業の解消
登録番号 3-2
活用分類 無人化・省力化/人・行動センシング/機械センシング
適用工事
  • 【土木工事】
    土工工事/砂防工事
作業 ①測量
②掘削
価格等 1000万円
活用実績(件数又は現場数) 現場15箇所
特許・実用新案 特許:無
実用新案:無
当該技術所有企業 [技術の所有権]
その他:(既に一般化)

[販売]
その他:(株式会社カナモト)
当該事例紹介ウェブサイト http://www.kanamoto.co.jp/kenki/kenki15.html
掲載日 2019年4月15日

【カテゴリ】

  • [活用分類]無人化・省力化/人・行動センシング/機械センシング
  • [土木工事]土工工事/砂防工事
  • [抑止可能なリスク(災害の種類)]墜落、転落/転倒/激突/飛来、落下/はさまれ、巻き込まれ
  • [危険作業対策]斜面掘削工事
  • [有害業務対策]熱中症
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上/不安全行動の抑止/苦渋反復作業の解消
  • [ICT関連]センサー

企業情報

前田建設工業株式会社 土木技術部

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