レーザー光による重機旋回範囲の表示[旋回ラインG]

[ICT活用事例]レーザー光による重機旋回範囲の表示[旋回ラインG]

概要・活用方法

重機の旋回範囲及び稼働範囲(当現場では、後方のみ)に緑色のレーザー光線を発射して、立ち入り禁止区域を明示している。
重機の移動に従い、立ち入り禁止区域もその都度変わるため、実態に即した区画明示となっている。

特徴・効果

カラーコーン等の区画と併用すれば、一定の効果は見込める。

活用上の注意点

この措置を過信すると、区画の中に立ち入り被災するリスクがある。あくまで補助的な措置と考えるべき。
また、当現場では切羽の照度が高いため、よく見ないとグリーンレーザーは視認できない。

残留リスク(活用上の問題点)

①残留リスクの内容と対応策

物理的に挟まれ・巻き込まれを抑止するわけではないので、残留リスクはそれなりに存在する。

②対応策についての今後の計画

作業員が近づいたら警報が鳴るとか、重機のエンジンが止まるしくみと併用することが望ましい。

対象とする主な対策(本質安全化)

  • [危険作業対策]トンネル切羽作業
登録番号 3-9
活用分類 人・行動センシング/機械センシング
適用工事
  • 【土木工事】
    山岳トンネル工事
作業 坑内での重機作業(当該作業所では、発破・ずりだし後のブレーカー作業で活用している)
当該技術所有企業 [技術の所有権]
汎用:(菊川商店)

[販売]
他社:(菊川商店)
当該事例紹介ウェブサイト http://kikugawa.co.jp/list/tonet/tonet_turning_lineG/item.php
掲載日 2019年4月15日

【カテゴリ】

  • [活用分類]人・行動センシング/機械センシング
  • [土木工事]山岳トンネル工事
  • [抑止可能なリスク(災害の種類)]はさまれ、巻き込まれ
  • [危険作業対策]トンネル切羽作業
  • [ICT関連]センサー

企業情報

前田建設工業株式会社 中部支店 安全環境部

お電話でお問い合わせの方は
052-262-1265

<当サイトの利用に関連する保証及び責任について>

当協会は、当サイトに最新の正確な情報を掲載するよう努力しますが、この情報の正確性、安全性、適切性について責任を負わず、保証するものではありません。

当サイト及び当サイトからリンクされているサイトへのアクセス及び利用する方は、自己の責任及び善良なる管理者の注意義務に基づき利用することに同意したとみなします。

当協会は、当サイト及び当サイトからリンクされているサイトの利用、アクセス又はアクセス不能の結果生じる損害及び当サイトの情報の誤謬を信頼した結果生じる損害について責任を負いません。

当サイトを活用して行う建設工事については、いうまでもなく、各事業者において、法令遵守、安全第一をもって工事の施工を行ってください。

ホピーくんTOP