建設機械の自動化による次世代の建設生産システム[A⁴CSEL®(クワッドアクセル)]

[ICT活用事例]建設機械の自動化による次世代の建設生産システム[A⁴CSEL®(クワッドアクセル)]

概要・活用方法

・汎用の建設機械(ブルドーザー、振動ローラー、ダンプトラックなど)に自動運転機能を付加し、それらに対して人間がタブレット端末で複数の機械に作業計画を指示することにより、無人で自動運転を行う技術。

特徴・効果

・専用の自動機械を使うのではなく、汎用の建設機械にGPS、ジャイロ、レーザスキャナなどの計測機器及び制御用PCを搭載することによって自動機能を付加し、自動運転を実現している。
・少人数で多数の建設機械を扱うことが可能。

活用上の注意点

・定型的な繰り返し作業については自動化が比較的容易だが、非定型作業は不得意。
・自動運転建設機械と作業者との作業区画分離を確実に行う必要がある。

残留リスク(活用上の問題点)

①残留リスクの内容と対応策

現状は適用できる作業種類が限られている。

②対応策についての今後の計画

適用可能作業の拡大を検討中。

対象とする主な対策(本質安全化)

  • [危険作業対策]災害復旧工事/車両系建設機械作業
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上/苦渋反復作業の解消/心身の健康確保
登録番号 5-5
活用分類 無人化・省力化/機械センシング
適用工事
  • 【土木工事】
    土工工事/土石流の到達するおそれのある現場での工事/道路工事/ダム工事/砂防工事/土地整理土木工事
作業 ・土工事
価格等 社外販売の予定はありません
活用実績(件数又は現場数) 3
特許・実用新案 特許:有
実用新案:無
当該技術所有企業 [技術の所有権]
自社
第三者評価・表彰等 第19回国土技術開発賞 最優秀賞
平成28年度土木学会賞 技術開発賞
第46回日本産業技術大賞 文部科学大臣賞
当該事例紹介ウェブサイト https://www.kajima.co.jp/tech/c_ict/automation/index.html#!body_01
掲載日 2019年4月15日

【カテゴリ】

  • [活用分類]無人化・省力化/機械センシング
  • [土木工事]土工工事/土石流の到達するおそれのある現場での工事/道路工事/ダム工事/砂防工事/土地整理土木工事
  • [抑止可能なリスク(災害の種類)]過労
  • [危険作業対策]災害復旧工事/車両系建設機械作業
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上/苦渋反復作業の解消/心身の健康確保
  • [ICT関連]AI/建設機械

企業情報

鹿島建設株式会社 機械部

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