①これまでのテキストや映像を使用した受動型教育とは異なる、VR(ヴァーチャルリアリティー)技術を活用した体験型の教育システムである。
②体験者はバックパックPCと呼ばれる背中に背負う軽量のパソコンとVR用機器(ヘッドマウントディスプレイ、コントローラー、トラッカー)を装着する。
これらのコントローラー類はVR空間内では手足として表示され、現実の自分の動きに合わせてVR空間内で動かすことができる。
③体験者にVR空間で災害事故を擬似体験させることで、体験者の安全意識を喚起することができる。
④災害事故を擬似体験することで何が災害事故に繋がる要因であったかを学習し、実際の工事現場で同様の災害事故を未然に防げるようにする。
①3m×3mの範囲を自由に動くことができ、没入感の高い体験学習が可能である。
②VR空間内には、「気づき忘れによるミス」や「横着」といった不安全行動をとりがちな不安全箇所が配置されており、作業中に不安全箇所に気づかないというミスを誘発させ、災害事故を擬似体験させる。
③持ち運び可能なシステムのため、現場作業所会議室等を利用して安全衛生教育が可能である。
①体験時に転倒の恐れがあるため、転倒しないための補助を必要とする。
②強い光源がある場合はセンサーが誤作動を起こす可能性があるため、垂れ幕などで体験スペースを覆い、光の影響を低減させる必要がある。
登録番号 | 27-1 |
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活用分類 | 能力支援等 |
適用工事 |
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作業 | 墜落・転落災害及び飛来・落下災害に対する安全衛生教育 |
活用実績(件数又は現場数) | 11件 |
特許・実用新案 | 特許:無 実用新案:無 |
当該技術所有企業 | [技術の所有権] 自社 [販売] その他:(外販なし) |
当該事例紹介ウェブサイト | https://www.tokyu-cnst.co.jp/ |
掲載日 | 2019年4月15日 |
【カテゴリ】
東急建設株式会社 土木事業本部 技術統括部 土木技術設計部
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