山岳トンネルの安全対策・省エネ制御システム[TUNNEL EYE]

[ICT活用事例]山岳トンネルの安全対策・省エネ制御システム[TUNNEL EYE]

概要・活用方法

①トンネル坑内の入坑者や工事車両の識別・位置検知、作業環境を測定する濃度計、工事照明や換気ファン等の機器の稼働をモニタリングする電力計等の情報をIoTの仕組みで収集し、入坑者や工事車両の位置や機器の稼働状態、また、作業環境濃度から、工事照明、換気ファン(伸縮ダクトによる吸引捕集方式の集塵機・換気ファンを全自動化含む)を自動制御・最適化することで、運転操作の省力化、作業環境の改善、省エネルギー化を実現
②IoTで収集された情報は、坑内(職員のタブレット端末)はもちろん事務所や支社店でも可視化でき、また、既存の作業者接近検知システムによる作業者と重機運転手への接近警報機能を「TUNNEL EYE」の入坑管理機能と連動することで、接近警報するだけでなく、安全管理者がいつどこで誰がどの重機に接近しているか、誰が運転しているか等をリアルタイムに管理画面で確認でき、安全管理の向上と施工管理の効率化が図れる。(図1)

特徴・効果

①工事照明、換気ファン最適制御で坑内作業環境改善等安全対策と省エネを両立
②作業員、工事車両の位置・稼働状況の可視化で安全管理・施工管理が向上

活用上の注意点

①入坑者へのICタグ等IoT機器の装着指導
②坑内の情報収集端末の設置、メンテ維持

対象とする主な対策(本質安全化)

  • [危険作業対策]トンネル切羽作業
  • [有害業務対策]粉じん
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]不安全行動の抑止
登録番号 25-1
活用分類 人・行動センシング/機械センシング
適用工事
  • 【土木工事】
    山岳トンネル工事
作業 ①山岳トンネルの安全対策・省エネ制御
活用実績(件数又は現場数) トンネル工事3件適用
特許・実用新案 特許:有
当該技術所有企業 [技術の所有権]
他社:(イー・アイ・ソル)
第三者評価・表彰等 国土交通省 NETIS登録(KT-160070-A )
当該事例紹介ウェブサイト http://202.248.29.83/tech/tech45.html
掲載日 2019年4月15日

【カテゴリ】

  • [活用分類]人・行動センシング/機械センシング
  • [土木工事]山岳トンネル工事
  • [抑止可能なリスク(災害の種類)]はさまれ、巻き込まれ/交通事故(その他)
  • [危険作業対策]トンネル切羽作業
  • [有害業務対策]粉じん
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]不安全行動の抑止

企業情報

株式会社錢高組 技術企画部

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