クレーンブーム先端に取り付けたカメラ映像から、吊荷に近づいた作業員を自動で検知して、警告音やパトライト点灯、モニター画面表示等によって、クレーンオペレータに警報する装置。
事前にヘルメットの色を登録しておき、ヘルメットの色別と大きさを画像処理によって自動判定するシステムである。
人が吊荷に近づいたときに警報するので、吊荷や合図者に意識が集中しているクレーンオペレータに確実に危険を知らせることができる。
特に、クレーン操作室と吊荷の間に障害物があり、オペレータが直接吊荷を視認できない場合に、効果が高い安全装置である。
・事前にクレーンブームにカメラと配線を装着するので、短期の使用は割高になる。
・伸縮ブームには、巻取り装置等の配線の工夫が必要になる。
・朝焼け、夕焼けのときにはヘルメットの色が変化するため、認識率が低下するため、太陽光が斜光となったときには色を再度登録する必要がある。
事前に作業員のヘルメット色を登録するため、登録していない色や第三者などは判定できない。
人を自動で判別するシステム構築が望まれる。
AI技術を応用した人の検知機能を研究中。
登録番号 | 8-5 |
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活用分類 | 人・行動センシング |
適用工事 |
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作業 | クレーン作業 |
活用実績(件数又は現場数) | 7件 |
特許・実用新案 | 特許:無 実用新案:無 |
当該技術所有企業 | [技術の所有権] 自社 [販売] その他:(販売及びリースはしていない) |
第三者評価・表彰等 | 特許出願中 |
当該事例紹介ウェブサイト | http://www.toyo-const.co.jp/technology/9364.html |
掲載日 | 2019年4月15日 |
【カテゴリ】
東洋建設株式会社 土木事業本部 土木技術部
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