①気象情報自動配信システム[KIYOMASA]は、建設現場専用のPC・携帯気象情報サイトを構築しリアルタイムな防災気象情報を瞬時に閲覧できるツールである。(図1)
②気象メール配信(アラートメール)をする作業中止基準に合せて、現場単位ごとのアラーム等の発信条件設定が可能。(図2)
③風や雨が中止基準を超えると予測された場合、現場監督や作業員にメールが自動配信される。
④現場からはサイトにアクセスすることで現場のリアルタイムな防災気象情報を閲覧できる。
①30分ごとに更新される24時間先までの局地気象予測によって、局所豪雨の可能性を前日から把握できた。
②雷の発生を4段階のレベルに分けて予報することが可能であり、発破時や電気工事、機械への落雷対策に利用できた。
③東京都の「1滴ルール」にも対応可能。
④高度別風速予測を最大高度600 mまで10 mピッチで予測でき、クレーン作業等の作業時に具体的な風の強さから作業可否の判断を行えた。
⑤3時間ごとのWBGTに基づく熱中症危険度予測を確認でき、最高ランクに合わせた対策コメントを表示する。
⑥河川の水位を常時監視でき、危険水位の際は、携帯電話にアラートを設置人数すべてに送付できるため、顧客の評判はかなり良かった。
①KIYOMASAに頼りすぎず、アメダスや降水量予測も同時に把握することが必要。
②KIYOMASAは情報を携帯かPCで受信する必要があるため、圏外で使用するためには補助設備が必要。
③異常気象が発生することで降雨が予測を大きく上回る可能性があることを十分に留意する。
④日本国内および沿岸から200km内海域で使用できる。
①他の予報システムとの併用が必要
②圏外での使用不可能
①アメダスや降水予測などの情報も同時に把握する。
②補助設備を設置し、通信環境を整える。
登録番号 | 10-6 |
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活用分類 | 人・行動センシング/機械センシング |
適用工事 |
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作業 | ①土工 ②コンクリート ③運搬 ④工事一般 |
価格等 | 約10万円(10ヶ月・1現場) |
活用実績(件数又は現場数) | 最近10年:国土交通省各地整 2件 (河川際下部工、H24,H28) |
特許・実用新案 | 特許:無 実用新案:無 |
当該技術所有企業 | [技術の所有権] 他社:((株)ライフビジネスウェザー) |
第三者評価・表彰等 | NETIS-KT-100110-VE |
当該事例紹介ウェブサイト | http://kensetsu.lbw.jp/kiyomasa/constuse.html |
掲載日 | 2019年4月15日 |
更新日 | 2021年2月 4日 |
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鉄建建設株式会社 安全推進室
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