3Dレーザースキャナー活用坑内出来形測量

[ICT活用事例]3Dレーザースキャナー活用坑内出来形測量

概要・活用方法

①暗い坑内でトンネル・シールド出来形を計測するには高所作業足場や台車が必要であった。
 また、坑内は粉塵や排気ガス等で作業環境が悪く計測に時間を要していた。
②坑内の任意点に3Dレーザースキャナーを設置して出来形を連続的に短時間で計測することで、坑内計測作業を省力化できるとともに危険な高所作業をなくすことができ、安全性が大きく向上する。
③坑内計測作業を省力化することで、計測時の車両巻き込まれや重機との接触防止を図ることができる。
④ノンプリズムである。

特徴・効果

①計測断面にもよるが坑内計測作業を約80%程度省力化できる。
②計測時は照明も必要なく、また計測断面データを縦断的な連続データを得ることができ出来形を3Dで表示できる。

活用上の注意点

レーザ照射の途中に障害物があると計測不能となる。

残留リスク(活用上の問題点)

①残留リスクの内容と対応策

①レーザを反射しないものからはデータ取得ができない
②レーザスキャナーのバッテリー残量に注意が必要

②対応策についての今後の計画

バッテリー残量による警報音の吹鳴

対象とする主な対策(本質安全化)

  • [危険作業対策]トンネル切羽作業
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上
登録番号 10-9
活用分類 無人化・省力化/機械センシング
適用工事
  • 【土木工事】
    コンクリート工事/山岳トンネル工事/シールド・推進工事/水力発電所等建設工事
  • 【建築工事】
    仮設工事/土工事
  • 【設備工事】
    その他の設備工事/設備工事
作業 ①山岳トンネル工事
②シールド・推進工事
価格等 約50万~100万円
活用実績(件数又は現場数) 現場1箇所
特許・実用新案 実用新案:無
当該事例紹介ウェブサイト http://www.keisokunet.com/detail/3d-laser-scanner.html
掲載日 2019年4月15日

【カテゴリ】

  • [活用分類]無人化・省力化/機械センシング
  • [土木工事]コンクリート工事/山岳トンネル工事/シールド・推進工事/水力発電所等建設工事
  • [建築工事]仮設工事/土工事
  • [設備工事]その他の設備工事/設備工事
  • [抑止可能なリスク(災害の種類)]転倒/激突/激突され/はさまれ、巻き込まれ/交通事故(その他)
  • [危険作業対策]トンネル切羽作業
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上
  • [ICT関連]AI/計測・測位・変位

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