施工領域安全監視システム[3Dバリア]

[ICT活用事例]施工領域安全監視システム[3Dバリア]

概要・活用方法

・敷地が空港に近接しており、空港制限表面の高さ制限が設けられている場所であったため、作業所制限高さを制限表面より1m減じた高さに設定した。クレーンに機械をセットしたクレーン作業時には、空港制限表面を超えないように実施した。(図1)

特徴・効果

・「3Dバリアシステム」は、施工領域内での制限高さ(作業所制限高さ=空港制限表面-1m)を入力したパソコン(図2)と該当するクレーンブームの先端に設置したGPS受信機(図3)を使用して、施工領域の上空にバリアを構築し、クレーンブーム先端が作業所制限高さを超過した場合にパトランプとブザーにて警告する監視システムである。
制限の見える化が図られ、上空空港制限高さを越える事故を防止した。

活用上の注意点

事前に隣接する空港と協議が必要である。

登録番号 12-6
適用工事
  • 【建築工事】
    仮設工事/建設機械
作業 ・クレーンによる資材揚重作業
価格等 200万円(5ヶ月)
活用実績(件数又は現場数) 1
特許・実用新案 特許:無
実用新案:無
当該技術所有企業 [技術の所有権]
他社
第三者評価・表彰等 NETIS登録 KT-140100-A
掲載日 2019年4月15日

【カテゴリ】

  • [建築工事]仮設工事/建設機械
  • [抑止可能なリスク(災害の種類)]激突/その他
  • [ICT関連]センサー

企業情報

株式会社淺沼組 名古屋支店 建築部

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