作業員入退場管理システム[EXBeaconフォーム]

[ICT活用事例]作業員入退場管理システム[EXBeaconフォーム]

概要・活用方法

本技術は、屋内、地下空間等において次世代型ビーコンを用いて入退場管理、位置管理を行うシステムで、従来はICタグを使用していた。本技術の活用により作業員の配置や資機材置場の最適な配置計画が可能になり施工性が向上する。(図1)
屋内、地下空間等における作業員の入退場管理、作業員や資機材の位置検知において、現場内各所に配置したEXBeacon(EXB)が、作業員が携帯しているモバイルBeacon(Tx)(図2)の電波を受信することにより、入場者等の位置情報を特定し、監視モニタ(図3)にて可視化するシステムである。

特徴・効果

・通信を無線化することにより、管理エリアの移動や拡大への対応が容易なため、施工性の向上が図れる。
・ICタグを用いた入退場管理システムと比較して安価となるので、経済性の向上が図れる。
・作業員の位置情報の可視化により、入場者等の情報を俯瞰的に確認できるため、施工性の向上が図れる。
・システム化することで、名札回転表示の切替忘れ等の人為的ミスがなくなるため、安全性の向上が図れる。
・リアルタイムな位置情報の取得により、作業員に関わる事故等が発生した場合において迅速な初動対応が可能。

活用上の注意点

・EXBeacon(EXB)の設置個所によっては受信しない場合があるので、配置計画時に現地で電波情報を確認する。
・コンクリート構造物は電波障害となる。
・EXBeacon(EXB)本体、ケーブルが破損,浸水していないか確認する。
・モバイルBeacon(Tx)の電池を定期的に交換する。約3ヶ月に1度。

残留リスク(活用上の問題点)

①残留リスクの内容と対応策

足場等における上下間の位置情報における精度の向上。

②対応策についての今後の計画

・EXBeacon(EXB)を増設し、位置精度を向上させる。
・電波遮断シートを用いて電波に指向性を持たせる。

対象とする主な対策(本質安全化)

  • [危険作業対策]その他危険作業(水中部を除く土木工事全般)
  • [有害業務対策]その他有害業務(業務全般)
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上/その他
登録番号 13-1
活用分類 無人化・省力化/人・行動センシング
適用工事
  • 【土木工事】
    仮設工事/圧気工事/山岳トンネル工事/シールド・推進工事
作業 屋内、地下空間等における入退場管理及び現位置管理
価格等 システム導入費と1年の運用費¥3,931,000
活用実績(件数又は現場数) 現場1箇所
特許・実用新案 特許:無
実用新案:無
当該技術所有企業 [技術の所有権]
共有:(株式会社大本組/株式会社WHERE)

[販売]
他社:(株式会社WHERE)
第三者評価・表彰等 NETIS登録 KT-180070-A
当該事例紹介ウェブサイト http://where123.jp/
掲載日 2019年4月15日

【カテゴリ】

  • [活用分類]無人化・省力化/人・行動センシング
  • [土木工事]仮設工事/圧気工事/山岳トンネル工事/シールド・推進工事
  • [抑止可能なリスク(災害の種類)]その他
  • [危険作業対策]その他危険作業(水中部を除く土木工事全般)
  • [有害業務対策]その他有害業務(業務全般)
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上/その他

企業情報

株式会社大本組 本社 土木部 機電課

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