本システムは、GNSS による撤去ガイダンスを起重機船(以降、「ICT〈情報通信技術〉起重機船)」に搭載し、事前測量により得た位置情報をもとに所定位置へ ICT 起重機船を誘導して海中障害物(消波ブロック)を撤去するものである。
従来、海中障害物の撤去時には潜水士がその位置を確認し事前の竹入れを行っていたが、RTK-GNSSを用い精密な校正を行う事で、±100㎜程度の寸法精度で船舶、バケットの誘導が可能であるため、オペレータの業務軽減と潜水士の立入が軽減できる。
事前測量として、海中障害物の位置データの(XYZ座標)の測量をする必要がある。
・海象条件によっては、海中障害物が移動している場合もあるため、その場合は事前に潜水士による確認が必要な場合もある。
・撤去する海中障害物の埋没状況によっては、ジェット併用による撤去を行う必要がある。
・水中視認可能な超音波カメラ等を組み合わせる事で、より潜水作業の軽減ができる。
水中視認可能な超音波カメラ等を組み合わせる
登録番号 | 13-8 |
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活用分類 | 無人化・省力化 |
適用工事 |
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作業 | 海中障害物撤去(浚渫等の事前に施工) |
価格等 | システム導入費と1か月の運用費¥2,790,000.-(システム開発費含む) |
活用実績(件数又は現場数) | 1現場 |
特許・実用新案 | 特許:無 実用新案:無 |
当該技術所有企業 | [技術の所有権] 自社 [販売] 自社 |
第三者評価・表彰等 | NETIS登録 KTK-180003-A |
掲載日 | 2019年4月15日 |
【カテゴリ】
株式会社大本組 本社 土木部
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