赤外線熱画像による船舶監視システム

[ICT活用事例]赤外線熱画像による船舶監視システム

概要・活用方法

赤外線熱画像カメラを利用して、作業船運航時における一般船舶の航行を自動検知し警報を報知することで、監視を支援・強化する。
・死角部等監視強化箇所において、リアルタイムに一般船舶の航行を監視する。
・画像上で、バックグラウンドとの温度差が設定値以上の物体を自動検知することで船舶の通過を認識する。
・船舶の通過を認識した時点で、無線により警戒船、押船等へ回転灯による点灯と音声により警報を発する。

特徴・効果

・無人で監視を強化できる。
・自動検知し警報(回転灯+音声)を必要船舶へ報知する。
・海上作業が可能となる自然条件下では、天候および潮位変動に関係なく監視できる。
・夜間においても可能である。

活用上の注意点

・監視区域が遠くなく(700m程度以下)、赤外線熱画像カメラを設置する場所を確保できること。
・警報報知のための無線送信に支障を生じる可能性のある建物等の有無、無線送信の距離を確認すること。
・赤外線カメラ設置箇所および警報装置(回転灯+音声)設置箇所に電源(AC100V)が必要である。
・赤外線熱画像カメラは重量があるため、三脚を確実に固定する必要がある。
・赤外線熱画像カメラの撮影範囲が固定されている必要がある。

残留リスク(活用上の問題点)

①残留リスクの内容と対応策

課題: 検知距離等の更なる向上

②対応策についての今後の計画

対応策:様々な自然条件下において、試行を行い調整・確認により能力を向上する。

自社で開発/改良したい技術

温度差検知の自動調整

登録番号 13-10
活用分類 機械センシング
適用工事
  • 【土木工事】
    機械・装置・設備一般/河川及び海岸工事/その他の土木工事
作業 港湾工事において、赤外線熱画像カメラを利用して、作業船運航時における一般船舶の航行を自動検知し警報を報知することで、監視を支援・強化する技術
価格等 1,300,000円/120日
活用実績(件数又は現場数) 国土交通省:1件
特許・実用新案 特許:無
実用新案:無
当該技術所有企業 [技術の所有権]
自社

[販売]
その他:(非売品)
第三者評価・表彰等 NETIS登録番号:SKK-130001-A
当該事例紹介ウェブサイト http://www.ohmoto.co.jp
http://www.avio.co.jp/
掲載日 2019年4月15日

【カテゴリ】

  • [活用分類]機械センシング
  • [土木工事]機械・装置・設備一般/河川及び海岸工事/その他の土木工事
  • [抑止可能なリスク(災害の種類)]交通事故(その他)
  • [ICT関連]ソフトウェア・アプリケーション/センサー/船舶

企業情報

株式会社大本組 土木本部 技術部 技術課

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086-227-5179

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