全方向クローラー型搬送支援ロボット[クローラーTO(トゥ)]

[ICT活用事例]全方向クローラー型搬送支援ロボット[クローラーTO(トゥ)]

概要・活用方法

・既存の資材運搬用台車の下に潜り込み搬送を支援するロボット
・作業所では、資材の揚重、運搬に工事用エレベータを使用することが多く、荷捌きスペースが広い場合、フォークリフトによる積込み作業を行っているが、荷捌きスペースが狭い場合は、運搬用台車を人力手押しで積み込むことになり、時間が掛り、重労働となる。
 本ロボットは、狭い場所でも小回りがきくため、エレベータ前が狭い作業所でも重量物の搬送が可能となる。

特徴・効果

・OMNICRAWLER:オムニクローラー(※)を活かした全方向移動が可能
※は、東北大学大学院情報科学研究科多田隈建二郎准教授の研究成果をベースにトピー工業が実用化を進めた移動機構、トピー工業株式会社より登録商標、特許出願済み
・狭い場所でも小回りがきくため、エレベータ前が狭い作業所でも重量物(積載量:500kg)の搬送が可能
・高齢作業員、女性作業員でも重量物搬送が可能となり、作業所における搬送作業の省力化と効率化が可能

活用上の注意点

①バッテリー駆動のため使用前に充電状況を確認する。

対象とする主な対策(本質安全化)

  • [危険作業対策]解体工事
  • [有害業務対策]その他有害業務(積載重量がある台車の軽微な段差乗り越え)
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上/苦渋反復作業の解消/心身の健康確保
登録番号 22-5
活用分類 無人化・省力化/人・行動センシング/機械センシング/能力支援等
適用工事
  • 【建築工事】
    仮設工事/土工事/躯体工事/仕上工事/改修工事/解体工事/その他の建築工事
  • 【設備工事】
    電気・通信工事
作業 リモコン(無線通信)による資材搬送作業
活用実績(件数又は現場数) 3現場
特許・実用新案 特許:有
実用新案:無
当該技術所有企業 [技術の所有権]
自社
共有:(岡谷鋼機、トピー工業)

[販売]
他社:(岡谷鋼機)
当該事例紹介ウェブサイト http://www.takenaka.co.jp/news/2017/11/02/index.html
掲載日 2019年4月15日

【カテゴリ】

  • [活用分類]無人化・省力化/人・行動センシング/機械センシング/能力支援等
  • [建築工事]仮設工事/土工事/躯体工事/仕上工事/改修工事/解体工事/その他の建築工事
  • [設備工事]電気・通信工事
  • [抑止可能なリスク(災害の種類)]はさまれ、巻き込まれ/動作の反動、無理な動作/過労
  • [危険作業対策]解体工事
  • [有害業務対策]その他有害業務(積載重量がある台車の軽微な段差乗り越え)
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上/苦渋反復作業の解消/心身の健康確保

企業情報

株式会社竹中工務店 生産本部 生産企画部

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