大水深域構造物調査ロボット[Cetus-V・MarkⅡ]

[ICT活用事例]大水深域構造物調査ロボット[Cetus-V・MarkⅡ]

概要・活用方法

① 地上や船上からの遠隔操作が可能な無人潜水機(ROV:Remotely Operated Vehicle)。
② 厳しい調査環境にある構造物を安全に点検するために開発された水中調査ロボット。

特徴・効果

① 計測用の光学カメラや音響カメラによる画像取得機能に加え、調査箇所を清掃(ケレン)した上で詳細撮影や漏水検査を行う機能を有しており、画像のみによる点検に比べより高度な点検が可能である。
② 計測データは、リアルタイムでパソコンなどに取り込まれ、画面などで確認できるとともに、調査後に詳細な解析を行い、構造物の健全性を評価するが可能である。
③ Cetus-Vは150mまでの潜水が可能で、電源供給は有線であるため長時間の調査などの作業が可能である。

活用上の注意点

① Cetus-Vは機体真下を確認するソーナーなどがないため、潜航前に堆積物や流木の有無の確認が必要である。

対象とする主な対策(本質安全化)

  • [危険作業対策]水中点検作業
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上
登録番号 21-2
活用分類 無人化・省力化
適用工事
  • 【土木工事】
    機械・装置・設備一般/河川及び海岸工事/ダム工事
作業 ① 水深40m以上の大水深域の構造物の点検
② 潜水士の代替え調査
活用実績(件数又は現場数) 1現場
特許・実用新案 特許:有
実用新案:無
当該技術所有企業 [技術の所有権]
自社
第三者評価・表彰等 国土交通省「次世代社会インフラ用ロボット現場検証委員会」評価:「試行的導入」を推薦する。(H28.3)
掲載日 2019年4月15日

【カテゴリ】

  • [活用分類]無人化・省力化
  • [土木工事]機械・装置・設備一般/河川及び海岸工事/ダム工事
  • [抑止可能なリスク(災害の種類)]おぼれ
  • [危険作業対策]水中点検作業
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上

企業情報

五洋建設株式会社 土木本部 船舶機械部 開発グループ

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