音源追跡型騒音低減システム

［ICT活用事例］音源追跡型騒音低減システム

概要・活用方法

「音源追跡型騒音低減システム」を設置し、ダンプトラックが家屋前を通過する時に、タイミング良く低音域騒音を打ち消す逆位相音を発する。
逆位相音は、低音域騒音が描く波紋（正位相音）と正反対の波紋を描く音（逆位相音）のことで、双⽅が重なると互いに打ち消し合って減衰する。

特徴・効果

騒音の減少
周辺環境への配慮

活用上の注意点

施工条件によってシステムの規模・費用が異なる。
ダンプトラック以外の音源に対する調整が必要となる場合がある。
高音域の騒音効果が小さい。
特許出願中

残留リスク(活用上の問題点)

①残留リスクの内容と対応策

ダンプトラック以外の音源に対する調整が必要となる場合がある。

②対応策についての今後の計画

現場ごとの個別対応となる。

対象とする主な対策(本質安全化)

• ［有害業務対策］騒音作業

登録番号	19ｰ8
活用分類	機械センシング
適用工事	【土木工事】 運搬工／土工工事／基礎工事／コンクリート工事／道路工事／橋梁工事（架設工事）／山岳トンネル工事／シールド・推進工事／ダム工事／鉄道軌道建設工事／砂防工事 【建築工事】 仮設工事／土工事／地業工事／躯体工事
作業	ダンプ等の移動する音源が近隣への影響が大きな場合
価格等	400～500万円程度
活用実績(件数又は現場数)	２件
特許・実用新案	特許：有 実用新案：無
当該技術所有企業	[技術の所有権] 自社
掲載日	2019年6月10日

企業情報

清水建設株式会社　土木総本部　土木技術本部　開発機械部

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