トンネル掘削時のあらゆる取得情報を作業中の作業員に見える化(タブレット端末、プロジェクションマッピングシステムにより表示)。
・取得情報(地山状態や地下水、可燃性ガスなどの自然的環境、機械・仮設により与えられる作業環境、作業者の体調、機械の稼働状態や位置との関係など)を作業員同志がリアルタイムで共有し、共通認識を持って作業を行うための手段に活用。
・坑内環境測定装置、油圧削岩機による穿孔情報、切羽観察、重機ステレオカメラ、人流把握用電波装置および動画画像カメラ、および無線通信システムなどにより、掘削作業に係る情報(機械、作業者、作業環境)をリアルタイムに取得。
膨大な情報から、生産性・安全性に係る、ガイダンス情報を導き出し、CIMに落とし込み表示すると同時に、ガイダンス発報。
支援的保護効果の増大により残留リスクの大幅な低減に役立てる。
・ヒューマンエラーの回避
・想像予測可能な範囲の増大
・リスク回避行動のレベル統一化、未熟者のOJT現場教育と技能レベル向上の促進
・品質エラー、安全エラーの防止を人的行動の中らから抽出できることから、早期に作業手順の改善が可能
・データに頼りすぎることが重要な欠陥・欠落につながる場合がある。
・ガイダンスの閾値設定には、高度なAI学習が必要。
・データ取得装置、センシング情報の大きさにより、ガイダンスの適正が左右されるため、導入初期段階では、経験者、有識者、上級監理者のモデルガイダンスが必要となる。
データ取得装置の総合的な維持管理が重要。
取得データのCIMへの落とし込みが重要
要素実験およびシステム実証段階であり、実用化の目途は、これからである。
ガイダンス判断AI
登録番号 | 19ー3 |
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活用分類 | 人・行動センシング/機械センシング |
適用工事 |
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作業 | 山岳トンネル施工 |
価格等 | 未定 |
活用実績(件数又は現場数) | 0件 |
特許・実用新案 | 特許:無 |
掲載日 | 2019年6月10日 |
【カテゴリ】
清水建設株式会社 土木技術本部 開発機械部
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