帳票作成等施工管理システム［Buildee（ビルディー）］

［ICT活用事例］帳票作成等施工管理システム［Buildee（ビルディー）］

概要・活用方法

「Buildee」は以下4つの機能を利用して周知、調整、指示連絡等を行い、入力したデータは帳票に反映する。

１、職長が作業の予定/実績や、人工の予定/実績を入力し、監督が承認する機能
２、職長が搬入出/揚重機/機材の使用予定を入力し、監督が調整/承認する機能
３、ホワイトボードのような配置図作成/図示を画面で行い、現場内で共有/日ごとに保管しておく機能
４、是正指示や現場内周知ができ、安全衛生日誌に反映する機能

調整会議では、上記で入力された情報を一覧化して画面表示し、会議中に修正/追加/承認/調整ができる。

今後の機能増強（新サービスの追加）により、現場全体のICT推進、業務効率化に寄与する。
新サービスでは、労務安全書類の出力や、入退場管理、建設キャリアアップシステムとの連携機能が予定されており、資機材管理、動体（車両など）管理機能もシリーズとして開発中。

特徴・効果

・Webシステムなので、PC（Windows、Mac）だけでなくスマートフォン（Android、iOS）でも、いつでもどこでも利用可能。
・元請が得られる効果：調整会議の時間短縮、調整や是正指示の効率化、帳票作成の手間を軽減、出面自動集計により事務作業を軽減など。
・協力会社が得られる効果：予定や実績の手書きが無くなる、いつでも配置図や工程表を確認できる、先々の予定も入れておけるなど。

活用上の注意点

・朝礼や調整会議で利用する場合はプロジェクターとスクリーン、またはモニターなどが必要。

残留リスク(活用上の問題点)

①残留リスクの内容と対応策

入力操作に対応できない職長がいる場合、操作教育などが負担になる。
→操作に慣れるまではフォローを行う。

②対応策についての今後の計画

システム提供会社（リバスタ社）に対しては、ＵＩの改善や、より使いやすい機能の増強を要請していく。

対象とする主な対策(本質安全化)

• ［職場環境改善・メンタルヘルス対策］生産性の向上

登録番号	17-3
活用分類	無人化・省力化
適用工事	【その他】 分類不能（建築工事全般）
作業	・朝礼、連絡調整会議などの会議体 ・日報、KY、安全衛生日誌、揚重機計画指示書などの帳票作成 ・是正指示、現場全体周知などの連絡
価格等	支店単位で初回5万円、月額3万円。 利用現場数×9800円。
活用実績(件数又は現場数)	94現場
特許・実用新案	特許：無 実用新案：無
当該技術所有企業	[技術の所有権] 他社：(リバスタ社) [販売] 他社：(リバスタ社)
当該事例紹介ウェブサイト	https://service.buildee.jp/
掲載日	2019年4月15日

企業情報

西松建設株式会社　建築事業本部 建築部　建築課

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