盛土用CIMシステム[SMC-GeoCIM]

[ICT活用事例]盛土用CIMシステム[SMC-GeoCIM]

概要・活用方法

本システムは、ICT建設機械の蓄積されたデータを活用したCIM(Construction Information Modeling / Management)によって、施工日時、施工条件や盛土材料などのデータを読み込み・登録して一元管理するシステムである。
登録されたデータはシステム上で自動的に紐付けされ、3次元のサーフェスモデルとして随時作成される。
また、3次元モデルから各帳票へのリンクも自動作成することができる。これにより、盛土やのり面全体の可視化とトレーサビリティー確保が可能となる。

特徴・効果

3次元モデルの自動作成と各種施工管理データの自動紐づけにより、盛土全体の施工状況や進捗度合を一元管理することができ、施工管理業務の省力化が可能となる。
また、施工状況を色識別で「可視化」し、トレーサビリティーと任意箇所の検索が容易になることから、維持管理業務の効率化が図れる。

残留リスク(活用上の問題点)

①残留リスクの内容と対応策

現時点では盛土工事への適応のみとなっており、切土工事に関しては未対応となっている。

②対応策についての今後の計画

切土の施工管理情報も付加することにより、切盛土工のトータル管理プラットフォームの実現を目指す。

対象とする主な対策(本質安全化)

  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上
登録番号 14-2
活用分類 無人化・省力化
適用工事
  • 【土木工事】
    土工工事/道路工事/ダム工事/土地整理土木工事
  • 【建築工事】
    土工事
作業 盛土作業における施工・維持管理業務
活用実績(件数又は現場数) 1件
特許・実用新案 特許:無
実用新案:無
当該技術所有企業 [技術の所有権]
自社
他社:(伊藤忠テクノソリューションズ株式会社)

[販売]
その他:(未定)
当該事例紹介ウェブサイト https://www.smcon.co.jp/topics/2018/06151150/
掲載日 2019年4月15日

【カテゴリ】

  • [活用分類]無人化・省力化
  • [土木工事]土工工事/道路工事/ダム工事/土地整理土木工事
  • [建築工事]土工事
  • [抑止可能なリスク(災害の種類)]過労
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上
  • [ICT関連]建設機械/ソフトウェア・アプリケーション

企業情報

三井住友建設株式会社 土木本部 土木技術部

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