①スマートフォンと自動追尾機能付き測量機器を用いて、プレストレストコンクリート橋などの建設現場で行っている測量とその管理業務を省人化できるシステムである。
②本システムでは、スマートフォンの専用アプリで測量機器を自動制御することで、職員1人で計測から調書作成までを簡単に行うことができ、大幅な省人化が図れる。
①通常は複数人で行う測量業務を1人で行うことができる。
専用アプリでは、測量機器(TOPCON社:LN-100)が自動的に対象となる計測点(プリズム)を視準し、瞬時かつリアルタイムにスマートフォンの画面に設計値と計測値の差分を表示する。
②取得した計測データは無線でクラウド上に保存され、専用ソフトにより簡単に調書データを出力できる。
③システム一連の作業を全てデジタルデータで管理するため、レベルの読み違いや計測値の記録ミスなどのヒューマンエラーを確実に防止できる。
①測量距離は、100mが上限である。
②後方交会法により器械座標を算出するため、器械と基準点の位置関係によっては平面座標の測量精度が低下することがある。
スマートフォン使用時に歩行した場合、転倒のリスクがあるため、操作中は歩行しないように留意が必要である。
操作画面の簡略化、音声認識機能などの機能追加を検討中。
登録番号 | 14-3 |
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活用分類 | 無人化・省力化/機械センシング |
適用工事 |
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作業 | 主に橋梁上部工における各種測量・計測作業および調書作成作業 |
価格等 | 未定 |
活用実績(件数又は現場数) | 3現場 |
特許・実用新案 | 特許:無 実用新案:無 |
当該技術所有企業 | [技術の所有権] 自社 [販売] その他:(未定) |
当該事例紹介ウェブサイト | https://www.smcon.co.jp/topics/2017/112120335/ |
掲載日 | 2019年4月15日 |
【カテゴリ】
三井住友建設株式会社 土木本部 土木技術部
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