山岳トンネル工事の発破削孔作業において、削岩機をモニターに従って、正確な位置に誘導することで、作業効率の向上と余掘低減を図ることが出来る。
①システム起動後、坑内に設置されたトランシットでドリルジャンボの位置を自動計測し、機械設置位置の座標と方向を確定。
②あらかじめシステム上に登録しておいた発破パターン図を運転席操作画面に表示し、画面上の誘導に従い、削岩機を手動で削孔位置に移動。
③所定の位置まで削岩機を動かしたところで、削孔を開始。切羽の測点と削岩機の位置関係も自動表示し、トンネル進行方向のズレなく削孔が可能。
ドリルNavigationにより熟練工(坑夫)の勘や経験に関係なく正確なせん孔を行う事が出来る。
切羽に対して、スプレーマーキングを行うことなくせん孔作業が出来るので、切羽に人間が近づく時間を削減できる。
機械の自動計測システムについて別途用意が必要。
正確な発破パターン図の登録を行う必要がある。
削岩機とドリルジャンボを繋ぐ通信線の切断のリスク。
登録番号 | 15-12 |
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活用分類 | 無人化・省力化 |
適用工事 |
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作業 | 山岳トンネル工事における発破削孔作業 |
活用実績(件数又は現場数) | 20件 |
特許・実用新案 | 特許:有 実用新案:有 |
当該技術所有企業 | [技術の所有権] 他社:(古河ロックドリル株式会社) [販売] 他社:(古河ロックドリル株式会社) |
当該事例紹介ウェブサイト | http://www.furukawarockdrill.co.jp/ |
掲載日 | 2019年4月15日 |
【カテゴリ】
大成建設株式会社 東北支店 土木部
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