遠隔操縦式多機能水中施工機械[T-iROBO®UW]

[ICT活用事例]遠隔操縦式多機能水中施工機械[T-iROBO®UW]

概要・活用方法

湖上の組立台船(フロート台船)から地盤にシャフトを降ろし、そのシャフトを昇降する作業機に様々なアタッチメントを取り付けて、砕岩、掘削、ズリ処理、精密測深、撮影などの一連の水中作業を遠隔操作で安全かつ確実に行える機械。
また、水中の各種作業をダイバーを使わずに施工するために開発した機械。
ダム湖のように深く、急峻で、可視光線の届かない(視界の悪い場所)場所での施工に威力を発揮します。水中の可視化技術と情報化施工により遠隔で操作を行うため、安全性と施工性が大幅に向上した。

特徴・効果

●大水深をダイバーレスで施工可能
●超音波カメラを搭載し、水中施工をリアルタイムで可視化
●マルチファンビームを搭載し、水中の3次元情報化施工を実現
●水中オーガーでシャフトを支持する為、急峻な地形にも対応が可能
●水中作業機はバックホウタイプの為、様々なアタッチメントで多機能作業が可能

活用上の注意点

●現行仕様の許容最大水深は-50m
●海洋工事の実績は無く、潮流や波の影響を考慮した仕様では無い

対象とする主な対策(本質安全化)

  • [危険作業対策]その他危険作業(潜水作業の低減)
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上
登録番号 15-10
活用分類 無人化・省力化
適用工事
  • 【土木工事】
    ダム工事
作業 ダム湖内における最大水深約40mの水中岩盤破砕及び集積作業
活用実績(件数又は現場数) 1件
特許・実用新案 特許:有
実用新案:無
当該技術所有企業 [技術の所有権]
共有:(大成建設株式会社・株式会社アクティオ・極東建設株式会社)
第三者評価・表彰等 エンジニアリング奨励特別賞(H27年 エンジニアリング協会)、土木技術開発賞(H28年 土木学会)
技術開発賞(H28年 ダム工学会)、国土技術開発賞 入賞(H29年 国土技術研究センター)
当該事例紹介ウェブサイト http://www.taisei.co.jp/
掲載日 2019年4月15日

【カテゴリ】

  • [活用分類]無人化・省力化
  • [土木工事]ダム工事
  • [抑止可能なリスク(災害の種類)]おぼれ
  • [危険作業対策]その他危険作業(潜水作業の低減)
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上

企業情報

大成建設株式会社 関西支店 天ケ瀬ダム放流設備作業所

お電話でお問い合わせの方は
0774-22-8278

<当サイトの利用に関連する保証及び責任について>

当協会は、当サイトに最新の正確な情報を掲載するよう努力しますが、この情報の正確性、安全性、適切性について責任を負わず、保証するものではありません。

当サイト及び当サイトからリンクされているサイトへのアクセス及び利用する方は、自己の責任及び善良なる管理者の注意義務に基づき利用することに同意したとみなします。

当協会は、当サイト及び当サイトからリンクされているサイトの利用、アクセス又はアクセス不能の結果生じる損害及び当サイトの情報の誤謬を信頼した結果生じる損害について責任を負いません。

当サイトを活用して行う建設工事については、いうまでもなく、各事業者において、法令遵守、安全第一をもって工事の施工を行ってください。

ホピーくんTOP