斜張橋斜材ケーブル点検ロボット

[ICT活用事例]斜張橋斜材ケーブル点検ロボット

概要・活用方法

斜張橋の斜材を自動的に点検するロボットである。
①斜張橋の斜材ケーブルは、高所作業車の届かず点検自体が難しい場合が多く、宙乗りといった特殊高所作業となるが、本ロボットを用いることで、人が危険を冒すこと無く点検を実施可能である。
②本ロボットには4~6台のビデオカメラが搭載されており、斜材保護管の全周を撮影して変状箇所を視認することが可能である。

特徴・効果

①人が立ち入ることが困難な高所で点検可能である。
②撮影動画はパノラマ画像として記録することが可能である。

活用上の注意点

①斜材ケーブルの間隔が短い箇所では、使用することができない。
②強風時の使用は避けた方がよい。

残留リスク(活用上の問題点)

①残留リスクの内容と対応策

斜材ケーブル保護管の表面変状を点検するため、保護管内部の変状については確認できない。

自社で開発/改良したい技術

変状抽出AI

対象とする主な対策(本質安全化)

  • [危険作業対策]橋梁点検作業
登録番号 14-8
活用分類 無人化・省力化
適用工事
  • 【土木工事】
    橋梁工事(架設工事)
作業 ①事前調査
②計測
③撤収作業
価格等 販売予定無し
活用実績(件数又は現場数) 2件
特許・実用新案 特許:有
実用新案:無
当該技術所有企業 [技術の所有権]
自社

[販売]
その他:(未定)
第三者評価・表彰等 土木学会論文集F3特集号
当該事例紹介ウェブサイト https://www.smcon.co.jp/topics/2017/120520515/
掲載日 2019年4月15日

【カテゴリ】

  • [活用分類]無人化・省力化
  • [土木工事]橋梁工事(架設工事)
  • [抑止可能なリスク(災害の種類)]墜落、転落
  • [危険作業対策]橋梁点検作業
  • [ICT関連]AI/ロボット

企業情報

三井住友建設株式会社 技術本部 建設情報技術部

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