3Dクレーンブーム位置監視システム

[ICT活用事例]3Dクレーンブーム位置監視システム

概要・活用方法

既設構造物に近接した箇所などクレーンの作業範囲に制限がある場合において、クレーンブームの位置をGNSSで計測し、クレーンの制限範囲を超えた場合に警告を発するシステムである。
ブームの位置計測にGNSSを用いていることから、3次元で位置を監視することができる。
高圧送電線など、上空に作業範囲に制限を伴う場合などに効果がある。

特徴・効果

クレーンブームが既設構造物に接触する事故を防ぐことができる。
また、ブーム位置と作業範囲をバーチャル空間に表示することで、視覚的にブーム位置を確認することができる。

活用上の注意点

建物の影になる箇所においては十分なGNSS電波が受信できず、測位誤差が大きくなることがある。

対象とする主な対策(本質安全化)

  • [危険作業対策]車両系建設機械作業
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]不安全行動の抑止
登録番号 14-9
活用分類 機械センシング
適用工事
  • 【土木工事】
    機械・装置・設備一般/橋梁工事(架設工事)
  • 【建築工事】
    建設機械/躯体工事
作業 クレーンブームの位置をGNSSで常時観測する。
価格等 約500万
活用実績(件数又は現場数) 10
特許・実用新案 特許:無
実用新案:無
当該技術所有企業 [技術の所有権]
自社

[販売]
その他:(未定)
当該事例紹介ウェブサイト https://www.smcon.co.jp/topics/2014/09179717/
掲載日 2019年4月15日

【カテゴリ】

  • [活用分類]機械センシング
  • [土木工事]機械・装置・設備一般/橋梁工事(架設工事)
  • [建築工事]建設機械/躯体工事
  • [抑止可能なリスク(災害の種類)]激突
  • [危険作業対策]車両系建設機械作業
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]不安全行動の抑止
  • [ICT関連]AI/カメラ

企業情報

三井住友建設株式会社 技術本部 建設情報技術部

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