ETC車両事故防止システム

［ICT活用事例］ETC車両事故防止システム

概要・活用方法

本製品は、一般道路の車道または歩道に面して進入口がある工事現場などにおいて、従来は運搬道路上に交通誘導員を配置して対応していたが、ＥＴＣ車載器を搭載した工事車両等が工事現場へ近づいたとき、後続の一般車両に対して「工事車両減速注意」を、歩行者に対して「工事車両接近注意」等の注意喚起を電光掲示板でするとともに、交通誘導員に回転灯・スピーカーで工事車両の接近を通知するシステムである。

特徴・効果

本製品は、交通誘導員を配置する必要が無くなるため、コスト縮減が図られる。
また、人的ミスがなくなり、早期かつ確実に工事車両の接近を知ることができ、安全に車両を誘導することができる。さらに、夜間時や雨天時等の視認性低下時や通過大型車両の死角になった場合でも工事車両の接近を早期に把握できるため、関係車両でない車両の誤誘導を無くすことができる。

活用上の注意点

本製品では、工事現場出入口に近い運搬経路上にＤＳＲＣアンテナが必要であり、設置高さは地上から２～１０ｍ、屋外設置が基本であり、ＡＣ１００Ｖの電源が必要である。さらに、強風等でアンテナの向きが変わっていないかを確認する必要がある。また、ＤＳＲＣアンテナの設置・運営する場合、個々の設置地点において「無線局」としての総務省への申請と免許取得が必要であり、アンテナ設置場所あたり年間7,300円（平成23年11月現在）の電波利用料を総務省へ納入する必要がある。

自社で開発／改良したい技術

運行管理ソフトの開発

対象とする主な対策(本質安全化)

登録番号	21-7
活用分類	無人化・省力化
適用工事	【土木工事】運搬工
作業	運搬作業
価格等	1台14,480円　別途3,800,000円/年
活用実績(件数又は現場数)	2件
特許・実用新案	特許：有実用新案：無
当該技術所有企業	[技術の所有権] 共有：(五洋・古野電気) [販売] 他社：(古野電気株式会社)
第三者評価・表彰等	国土交通省　ＮＥＴＩＳ　登録　No.HR-110026-A
当該事例紹介ウェブサイト	http://www.penta-ocean.co.jp/business/tech/civil/auto/etc.html
掲載日	2019年4月15日

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企業情報

五洋建設株式会社　本社　土木部

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