VRを活用した危険感受性向上教育

[ICT活用事例]VRを活用した危険感受性向上教育

概要・活用方法

これまでの安全教育は、災害事例を活用した類似災害防止教育、安全関係法令・規則・その他ルール等の教育などであった。しかし、机上の学習だけでは具体性に欠け、危険感受性向上教育において限界を感じていた。そこで、VR(バーチャルリアリティ)を用いることにより教育対象者に疑似的に労災事故を体験してもらって危険感受性の向上を図った(写真)。対象者がゴーグルとヘッドホンを装着し10種類の事故事例の中から体験してみたい事故事例を選定することにより、疑似的に事故体験することができるものである。

特徴・効果

事故体験後その事故に至ってしまったプロセスとその回避方法などについてもVR画像で教育できるので、非常にリアリティを感じながら教育ができ、危険感受性向上教育において非常に有効であった。

残留リスク(活用上の問題点)

①残留リスクの内容と対応策

A 視聴しすぎると視力の低下が考えられる。

B 視聴が度を超えることのないように留意する。

②対応策についての今後の計画

安全教育時などにおいて、みんなで一緒に視聴させる。

自社で開発/改良したい技術

本構造物のVRによる現地での可視化

対象とする主な対策(本質安全化)

  • [危険作業対策]車両系建設機械作業
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]教育・訓練の充実/不安全行動の抑止

事例のご紹介(動画)

登録番号 11-12
活用分類 能力支援等
適用工事
  • 【土木工事】
    土木工事全般
作業 安全衛生教育
活用実績(件数又は現場数) 多数
特許・実用新案 特許:無
実用新案:無
当該技術所有企業 [技術の所有権]
他社:(株式会社 仙台銘板)

[販売]
他社:(株式会社 仙台銘板)
第三者評価・表彰等 NETIS登録申請中
当該事例紹介ウェブサイト http://www.s-meiban.com/
掲載日 2019年6月20日

【カテゴリ】

  • [活用分類]能力支援等
  • [土木工事]土木工事全般
  • [抑止可能なリスク(災害の種類)]墜落、転落/飛来、落下/激突され/はさまれ、巻き込まれ
  • [危険作業対策]車両系建設機械作業
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]教育・訓練の充実/不安全行動の抑止
  • [ICT関連]建設機械/ソフトウェア・アプリケーション

企業情報

戸田建設株式会社 東北支店 土木工事1部工事1室

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0193-84-3671

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