リアルタイムコミュニケーションシステム［CONNET］

［ICT活用事例］リアルタイムコミュニケーションシステム［CONNET］

概要・活用方法

①概要スマートフォンやタブレットを用いて、インターネットを利用し監督者と作業者が映像通話や図面などを見ながら確認や指示が共有できるリアルタイムコミュニケーションツール。映像通話機能の他、写真に線などを書き入れ共有する機能、ファイルの共有機能など。指示の内容を履歴としてクラウド上に保存でき、それらを共有できるためトレーサビリティが確保され、作業報告書の作成などにも活用できる。(図1)

②活用方法スマートフォンやタブレットに『CONNET』アプリをダウンロードし、確認が必要な場合に映像通話や写真などを共有する。指示した内容はクラウド上に保存できるため、再度問い合わせをしなくても確認することができる。

特徴・効果

①既存の映像通話ができるアプリと比べ、写真などを共有して指示が書き入れられる、現場毎にファイルを共有できるなどの機能があり、これまで監督者が現場へ直接行って確認しなければいけなかった作業も、遠隔で確認ができるようになる。また、作業時間の効率によって、結果として安全性の向上が図れる。(図2)

②作業現場が遠い監督者や複数現場を掛け持つ監督者は、移動時間が改善され、一日2時間以上削減効果があった者もいた。現場作業者も、これまでは確認のため作業を待機していた時間を削減できたため作業効率化に効果を感じて頂いた。

活用上の注意点

当初は共用端末を現場に設置したが、日々の効率化を図り利便性良く日常的に利用してもらうため、各作業者が所有するスマートフォン等の端末で利用できるようにした。

残留リスク(活用上の問題点)

①残留リスクの内容と対応策

A　誤操作により、閲覧権限の無い者に資料などを送ってしまう恐れがある。

B　登録されている名前の確認を徹底してもらう。

②対応策についての今後の計画

利用方法について勉強会の実施などを進めていく。

自社で開発／改良したい技術

コミュニケーション機能の充実、利便性の向上など

対象とする主な対策(本質安全化)

登録番号	29-1
活用分類	能力支援等
適用工事	【土木工事】土木工事全般【建築工事】建築工事全般【設備工事】設備工事全般
作業	工事管理全般
価格等	月額2万円程度～
活用実績(件数又は現場数)	50現場程度
特許・実用新案	特許：申請中実用新案：申請中
当該技術所有企業	[技術の所有権] 自社 [販売] 他社
掲載日	2019年6月20日

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企業情報

株式会社キッズウェイ　技術部

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