クラウド型環境センサー[WEATHERY]

[ICT活用事例]クラウド型環境センサー[WEATHERY]

概要・活用方法

①概要電源を挿すだけで利用可能な侵入検知、温湿度、風速、通信機器が一体になったクラウド型環境センサー。温度、湿度から算出したWBGT値、平均風速、最大瞬間風速が一定値を超えた場合、現場では表示灯の光や警告音声で発報し、管理者へは登録したメールアドレスに通知が可能。また、侵入検知センサーも搭載しているため一台で現場環境の管理や防犯対策に活用できる。また、現場での光や警告音声だけでなく、登録した管理者のアドレスへメールで通知もでき、ログの取得やスケジュール設定(曜日やON/OFFの動作変更)も可能。

②活用方法温度・湿度からWBGT値を計測でき、現場の熱中症対策に活用できる。風速を測定でき、高所作業時などに現場で安全管理が行える。侵入検知により現場での発報ができるため、威嚇効果が期待できる。また、それぞれメールによる通知機能があるため、遠隔での現場状況確認が可能になる。

特徴・効果

WBGT値と風速で通知が行えるため、現場への注意喚起や作業判断の指標になり、熱中症を含む現場の環境管理に活用できる。過去のデータを保存しているため、報告書などへの利用も考えられる。
また、人感センサーによる現場の威嚇効果、通知による現場状況の確認にも活用できる。

活用上の注意点

・人感センサーの検知範囲により、本体設置の高さは2.5mを基準とする。
・本体が揺れない安定した単管パイプまたはポールなどへの設置とする。
・人感センサーの誤動作防止のため、検知範囲内に熱源となるものを置かないようにする。

残留リスク(活用上の問題点)

①残留リスクの内容と対応策

A想定されるリスク
a.電源ケーブルの故意的な切断により使用不可になること。
b.なし
c.現場設置不良により機器が落下し、下にいた者に怪我をさせる恐れ
d.なし
e.なし

Bリスクに対する現場での対応策
a.設置場所や配線を工夫する
c.単管クランプまたはステンレスバンドでの設置時に、取り付け確認をする。

②対応策についての今後の計画

製品の勉強会などを実施し、設置や活用方法についてより理解してもらう。

自社で開発/改良したい技術

クラウドカメラなどとの連携機能

対象とする主な対策(本質安全化)

  • [有害業務対策]熱中症
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上
登録番号 29-2
活用分類 機械センシング
適用工事
  • 【土木工事】
    土木工事全般
  • 【建築工事】
    建築工事全般
作業 工事管理全般
価格等 月額2万5千円程度
活用実績(件数又は現場数) 約3,000現場
特許・実用新案 特許:申請中
実用新案:無
当該技術所有企業 [技術の所有権]
共有:(自社、大和ハウス工業株式会社)

[販売]
他社:(各販売代理店)
第三者評価・表彰等 国土交通省新技術情報提供システム NETIS WEATHERY 登録NO.KT-180006
当該事例紹介ウェブサイト https://www.kids-way.ne.jp/iot.html
掲載日 2019年6月20日

【カテゴリ】

  • [活用分類]機械センシング
  • [土木工事]土木工事全般
  • [建築工事]建築工事全般
  • [抑止可能なリスク(災害の種類)]墜落、転落/転倒/激突/飛来、落下/崩壊/倒壊/高温・低温の物との接触/その他(熱中症)
  • [有害業務対策]熱中症
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上
  • [ICT関連]センサー/計測・測位・変位

企業情報

株式会社キッズウェイ 技術部

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