航行(運行)支援システム「ARナビ」

[ICT活用事例]航行(運行)支援システム「ARナビ」

概要・活用方法

ARナビは船舶の操船者(工事車両の運転者)に対してカメラで撮影した映像上に航行(運行)経路・危険区域・他船舶の動静等をARとして重畳表示し、視覚情報と音声情報で分かりやすくナビゲーションするシステムである。航行(運行)経路を早期に認識し安全に航行(運行)できるほか、船上から目視確認が難しい浅瀬の位置や航行禁止区域を容易に把握することができる。車両の場合は、造成現場等における運行ルート表示としても適用可能である。

特徴・効果

・航路位置、航行禁止エリア、他船舶の動静情報、運行経路を拡張現実(AR)で高性能カメラの映像に付加し、視覚情報として表示が可能である。
・設定した進入禁止エリアに接近、進入した場合や航行経路が計画と違う場合オペレータに注意喚起(アラート)を行うことが可能である。
・航行経路の計画に従って、針路を拡張現実(AR)でシステム画面に表示し航路をナビゲーションすることが可能である。
・陸上現場において、工事用車両に搭載することで日々変化する現場の通行ルールなどの複数の情報を提供することが可能である。

活用上の注意点

夜間や、濃霧等著しく視界が悪い場合、橋脚下、屋内などGNSSの情報が取得不可能な場合は使用できない。

残留リスク(活用上の問題点)

①残留リスクの内容と対応策

夜間など視界不良の場合には適用不可となる。

②対応策についての今後の計画

夜間対応に赤外線カメラを採用するなど随時バージョンアップを行っていく。

対象とする主な対策(本質安全化)

  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上/苦渋反復作業の解消
登録番号 1-4
活用分類 無人化・省力化/活用分類
適用工事
  • 【土木工事】
    土木工事全般
  • 【建築工事】
    建築工事全般
  • 【その他】
    その他/分類不能(海洋工事)
作業 工事用船舶、工事用車両を使用する全工事
価格等 約¥600,000+導入調整費等
活用実績(件数又は現場数) 1件
特許・実用新案 特許:申請中
実用新案:無
当該技術所有企業 [技術の所有権]
自社

[販売]
自社
第三者評価・表彰等 NETIS登録技術 KKK-180002-A
掲載日 2019年9月 4日

【カテゴリ】

  • [活用分類]無人化・省力化/活用分類
  • [土木工事]土木工事全般
  • [建築工事]建築工事全般
  • [その他]その他/分類不能(海洋工事)
  • [抑止可能なリスク(災害の種類)]交通事故(道路)/交通事故(その他)
  • [職場環境改善・メンタルヘルス対策]生産性の向上/苦渋反復作業の解消
  • [ICT関連]計測・測位・変位/船舶/カメラ

企業情報

東亜建設工業株式会社 土木事業本部 機電部

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03-6757-3843

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