クラウド計測システム 『クラウド16』＆『クラウド16PLUS』

［ICT研究開発事例］クラウド計測システム 『クラウド16』＆『クラウド16PLUS』

概要・活用方法

・従来、複数のロガー機器を組み合わせてそれぞれの担当者より管理していた温度、湿度、雨量、風向、風速、騒音、振動、粉じん等、最大16台の各種計測の情報を、クラウドサーバーを用いて一括管理できる。
・PCやタブレット等でインターネット経由でどこからでも、リアルタイムモニタリング、履歴データの閲覧および ダウンロードができる。
・計測項目:温度、湿度、雨量、風向、風速、騒音、振動、粉じん等 (計算機能により、累加雨量、1h雨量、平均風速等にも対応)
・計測値閲覧画面のレイアウト設定は利用者が自由にWEB画面で変更することができる。
・計測値が予め設定した値を超えた場合、登録したアドレスにメールで知らせることができる。
・クラウド１６PLUSでは、WEBカメラの映像に計測器の計測値を合成した画像と共にクラウドに保存することもでき、異常数値発生時の原因把握や報告書等の作成に利用することができる。

特徴・効果

・現場で必要な様々な計測器のデータが自動的に一括管理でき、異常値はメールで知らせてくれるため、管理者の負担低減に効果的です。
・河川等の水位の管理、WBGT値により熱中症予防対策、風速や降雨等自然環境の監視等が遠隔からでも行えます。
・騒音、振動等の計測器とカメラ映像を保存し、どんな作業の時に規制値を超えたかを分析し対策を打つことに役立てられます。

活用上の注意点

１）自然条件
・動作温度 -10℃～60℃
・動作湿度 10～95%RH
２）適用できない範囲
・NTTドコモFOMA通信エリア外
・AC100V電源、またはソーラー電源やバッテリー等の電源が確保できないところ

対象とする主な対策(本質安全化)

• ［危険作業対策］災害復旧工事／斜面掘削工事
• ［有害業務対策］熱中症／粉じん／騒音作業
• ［職場環境改善・メンタルヘルス対策］生産性の向上／苦渋反復作業の解消／心身の健康確保

登録番号	35-4
活用分類	無人化・省力化／人・行動センシング／機械センシング
適用工事	【土木工事】 土木工事全般 【建築工事】 建築工事全般 【設備工事】 設備工事全般
作業	建築、土木工事全般（特に、気象状況や周辺環境の変化に対応する必要がある現場）
特許・実用新案	特許：有 実用新案：無
第三者評価・表彰等	NETIS登録　KT-180043-A
掲載日	2019年9月 4日

企業情報

西尾レントオール株式会社　通信測機技術部

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