ダンプ・トラックでの「誘導なしでバックしない」と同様、油圧ショベルなどでの後退時の事故も多発している。
油圧シャベルによる作業は、頻繁に旋回と前・後進を繰り返しながらの作業となるケースが多く、オペレータは常にショベル(バケット)に注意を払いながら操作することで、機体の周辺への注意が散漫になりがちである。
これに対し、この装置は有視界方向のみ走行を可能にする仕組みで、常に後退することができなくなるため、油圧ショベル後方での近接作業の安全性が高まる。
油圧ショベルのオペレータの習熟度や周囲の状況、作業内容に関係なく、常に運転席から死角となる方向への前後進が規制されるので、オペレータの安全確認不足や周囲の作業員たちの不安全行為(近辺への立ち入りなど)にもこのシステムは有効である。
オペレータも警報がならないように注意することを習慣づけされる効果もある。
旋回時の規制が確実に動作するか始業前に試験すること。センサーの状態を確認すること。
登録番号 | 35-6 |
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活用分類 | 人・行動センシング/機械センシング |
適用工事 |
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作業 | 油圧ショベルによる作業(作業員近接作業をともなう) |
特許・実用新案 | 特許:有 実用新案:無 |
掲載日 | 2019年9月 4日 |
【カテゴリ】
西尾レントオール株式会社 技術開発部
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