①概要
設備工事等で発生する墜落、転落、転倒、激突、崩壊、倒壊、激突、感電等の重大事故をVRで事故パターンを再現し(図1 VRコンテンツ例)、利用者に重大事故を体感させることで、安全作業ルールの定着を図ることができる。
②活用方法
VRは、PCおよびVRヘッドセットを対角5メートルほどのスペースで確保することで利用できることから、安全大会、集合研修、新人研修等で、利用することができる。(図2 活用イメージ)
①特徴従来の教材やビデオ、実習などの安全教育において、見る、知る、やってみることで学ぶことが学習の手段となっているが、重大事故等は、教材、ビデオでは、見ること、知ることはできても、やってみることはできない。また、実習においても、事故そのものを再現することは危険であり、事故体験をすることは難しく、同じくやってみることはできない。VRでは、この「やってみる」を実現することができる。本サービスでは、14件の事故事例コンテンツを用意しており、全てのコンテンツを定額で利用することができるます。また、法令改正等により、安全装備が変わることも考えられることから、随時改正に合わせコンテンツを更新し、提供していく。
②効果 NTTグループの工事関係者10,000名以上で、VRコンテンツを利用した研修において、86%がVRコンテンツ体験前より、事故が怖いと回答しており、「怖い」を実感することで、事故を防ぐ意識付けができると考えている。
・VRコンテンツを利用するには、PCとVRヘッドセットが必要です。また、対角5メートルほどのスペースが必要。
・VR体験者は、VRヘッドセットを利用して仮想空間内を見て、実際のスペースを歩いたり、動いたりすることで、よりリアルに事故体験することから、体験者が倒れたり、転ばないように補助者が必要。
・体験する事故事例によっては心理的ショックが大きいため、心臓に疾病を抱えている人は使用を控えたほうがよい。
登録番号 | 42-1 |
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活用分類 | 能力支援等 |
適用工事 |
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作業 | バーチャルリアリティ(VR)コンテンツを利用した安全教育 |
特許・実用新案 | 特許:無 実用新案:無 |
当該事例紹介ウェブサイト | https://www.ntt-tx.co.jp/products/vr-anzen/ |
掲載日 | 2020年7月27日 |
【カテゴリ】
NTTテクノクロス株式会社 IoTイノベーション事業部第一ビジネスユニット
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