・油圧ショベルを使用する土工工事において、従来、計測員の目視により逐一確認しながら進めていた作業を当該技術を用いることで人を介在させずに高精度の掘削作業を行うことができる、汎用性の高い油圧ショベルの外付けセンサーシステムである。
・油圧ショベルのバケットの刃先位置を表示し、バケット刃先精度は±1cmで、LED表示器の表示に従って作業ができる。
・オペレータは、入力した深さ、距離、勾配の2Dマシンガイダンスに従って作業を進めるため、掘削等作業に集中できる。
・高精度で掘削、確認作業が同時に出来る為、作業員(測定員)が掘削箇所に測量で確認の為に立ち入る必要が少なくなることから接触災害防止につながり、油圧ショベルを使用する現場における安全性の向上に大きく寄与する。
・本技術のセンサーは受光器兼用センサーとなっているため、回転レーザーを水糸の代わりとする現場においても、別途受光器を取り付ける必要がない。本技術の活用により設計通りの施工ができるため、丁張、作業員(測定員)の削減、省力化が期待できる。
・画面に指示が表示されるため、簡単にキャリブレーション可能である。
・100種類以上の油圧ショベルとバケットの登録が可能であり、複数台への載せ替えができる。
・作業員が測量のために立ち入る必要がなくなり、負担が軽減され、また接触が防止される。
・オペレータは指示通りに作業すればよいため、負担が軽減される。
・掘りすぎを制御し設計図面通りの施工が可能になり丁張作業等が軽減され工期の短縮にもつながる。
・技術提供可能地域については制限なし。
・ワイヤレス接続のため作業中にケーブルの断線による故障の恐れがない。
・太陽電池を用いており、太陽光により繰り返し充電でき、環境にも優しい。
・センサー及びLED表示機器等の設置スペースは、ブーム部で0.1 m×0.1 m×3箇所=0.03 m2程度、キャビン部で0.2 m×0.2 m×2=0.08 m2程度必要。(ただし設置場所は変更可能)
・マシンガイダンス用2次元設計データを設計図から引用すること。
・2Dチルトセンサーの補正範囲は、ピッチング及びローリング方向ともに最大40°であることに留意する。
・万一、センサーが故障した場合は、代わりのセンサーと交換するだけで復旧する。(インストール及びキャリブレーション不要)
・太陽電池の耐用年数は5年以上となっているため、5年を経過する太陽電池は交換を検討する。
・オペレータ以外の作業者が作業範囲内へ立ち入ることを制限する等、人の介在を極力減らすことによって、より接触事故のリスクを低減させる。
・初期設定を間違えないよう注意する必要がある。
iDigを導入する事で今の現場がどう変化するか、他社のシステムとの違いについて説明する動画です。
iDigを利用すると建機をどうやって有効活用できるか説明する動画です。
登録番号 | 46-1 |
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活用分類 | 無人化・省力化 |
適用工事 |
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作業 | 掘削・整地作業 |
特許・実用新案 | 特許:無 |
第三者評価・表彰等 | NETIS【活用促進技術(新技術活用評価会議(東北地方整備局))】 技術名称:油圧ショベル用2Dマシンガイダンスシステム「iDig」 登録番号:KT-170111-A |
当該事例紹介ウェブサイト | https://www.greatstarjapan.co.jp/ |
掲載日 | 2020年7月27日 |
【カテゴリ】
グレートスター・ジャパン株式会社 iDig営業課
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