・ヘルメットに専用のデバイスを取り付けし、作業員情報を登録するだけで様々な情報を見える化。
・夏期には、暑熱環境の悪化を検知し、優先度の高い順に休憩を促し、熱中症リスクを低減。
・衝撃や横たわりを検知し、落下や転倒による重大災害の早期発見に貢献。
・GPSを搭載しており、大まかな位置把握が可能。
・検知は、計測データから熱ストレスレベル(独自指標)に変換し、この値が一定値を超えるかを判定。
以下、オプション機能
・体動を伴うヒヤリハットの自動検知と、自己申告機能を搭載。どこでもヒヤリハット記録が可能。
・ビーコンを現地に配置することで、さらに精度の高い居場所や資材の検索ができる。
※現状のヒヤリハット検知方法
1. 自己申告機能
作業者自身が報告する。デバイスのボタンを2回押下することで、位置情報と時刻をクラウド上に記録。
2. つまづき検知機能
つまづくなど転倒一歩手前の状態となったことを、内部のセンサと独自ロジック(非AI)が検知し、位置情報と時刻をクラウド上に記録。
3. 衝撃検知機能
作業者がヘルメット装着中に、頭部をどこかにぶつけたり、飛来物に衝突したりして、衝撃が発生したことを内部のセンサと独自ロジック(非AI)が検知し、位置情報と時刻をクラウド上に記録。
上記2,3のセンシング+ロジックによる自動検知については、現場の利用ケースに応じて、ヒヤリハットの検知レベルの変更が可能。(クラウド上の設定機能により変更)
・アタッチメントを併用することで、ほとんどのヘルメットに着用が可能。簡単取付、取り外しが可能。
・総重量は約65グラムのため、装着時の重量感や圧迫感がほとんどない。
・一度の充電で2~3週間使用でき、USBケーブルによる繰り返し充電が可能。
・防水性があり、雨天の屋外でも使用可能。(防爆対応はしておりません)
・個別にアラームが鳴るため、本人へ直接通知し即時対応が可能。
・それぞれのデータはCSV形式でダウンロードが可能。
・ボタン押し回数による操作(1押:電池残量、2押:ヒヤリハット自己申告、5押:SOS発信)
・防爆対応が必要なトンネル坑内、山岳トンネルの装薬・結線作業等では使用できません。
・精密機器のため、一定以上の衝撃には耐えられない恐れもあります。
・装着感の改善のための小型軽量化
・重機周辺、侵入禁止エリアにおけるアラート機能
・安全帯利用の適正化アラート機能
・作業現場情報と連動した利用者登録、変更機能の組込による運用利便性の向上
・無線給電技術の組込による運用利便性の向上
※いずれも開発・検討中の内容であり商用化を保証するものではありません
戸田建設の作業所での導入事例紹介
業者安全モニタリングシステムの概要説明
登録番号 | 11-15 |
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活用分類 | 人・行動センシング |
適用工事 |
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作業 | 1.熱中症対策 2.転倒転落や有事の際の早期発見 3.ヒヤリハット報告ツール 4.資材・人の位置検知 |
価格等 | 本体(購入)38,000円/台 通信費(月額)2,400円/台 ※1社全体で100台以上導入時の価格 |
活用実績(件数又は現場数) | 2021年度23件:2000台以上 |
特許・実用新案 | 特許:有 実用新案:無 |
当該技術所有企業 | [技術の所有権] 共有 [販売] 他社 |
掲載日 | 2022年6月 6日 |
【カテゴリ】
戸田建設株式会社 建築事業本部 特定プロジェクト室 技術部
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