〇概要
・危険感受性を高めるための教育を推進する製品で、主としてインフラメンテナンス作業の点検に特化した内容です。また、過去の災害事例「③④」やヒヤリハット事例「⑤⑥⑦⑧」をもとにコンテンツを作成しています。従来の安全教育に加え、VR技術を活用した危険感受性を高めるために現場を再現し、その再現した仮想空間での実体感安全教育を行うことで、安全意識の向上や事故防止に役立てることができます。
・この製品は、株式会社アクティオとの共同開発です。
〇活用方法
・VRで疑似体感ができることで映像教育より集中しやすく、実践的なアプローチを体感することで記憶に残りやすい。また、「不安全行動をするヒト」の危険な体験が体感できることから、社内の安全教育として活用ができます。
〇特徴
・この製品は、VRヘッドマウントやコントローラー、歩行型VRデバイス等で構成しており、5K映像や90fps、視野角210°の映像を再現することにより、高い没入感を実現しています。また、歩行型デバイスには、転倒を防止する設備があるため、介助の人数を抑えることができます。
・所要時間においては、1コンテンツ5~10分程度/人となります。
・インストラクター2人を派遣し、VRを体感していただきます。
〇効果
・安全確認を実施せず事故が発生した場合と、実施した場合との比較により安全確認のポイントが明確に理解できます。また、安全確認を行う法的根拠についてテロップにより説明することで更に理解が深まります。
・長時間使用すると気分が悪くなる可能性があります。
・妊娠中の方、高齢の方、心臓の弱い方は利用しないでください。
・VRを体験するにはスペース(4m×4m程度)が必要です。
感電、脚立からの転落、交通事故関連など
登録番号 | 49-1 |
---|---|
活用分類 | 能力支援等 |
適用工事 |
|
作業 | ①(墜落編)橋梁点検車「床版下面」 ・・ 大型橋梁点検車による床版下面の点検時における”墜落 ” ②(挟まれ編)高所作業車「トンネル」・・ 高所作業車によるトンネルの点検時における”挟まれ ” ③(落下物編)のり面「切土」 ・・ のり面点検時による小段から機材の落下における”落下 ” ④(転倒編)高所作業車「高架下」 ・・ 高所作業車による高架下の床版下面の点検時における”転倒 ” ⑤(感電編)ポンプ取換 「ポンプ室」 ・・ ポンプ取換による作業における”感電 ” ⑥(墜落編)はしご 「電気室」 ・・ はしご使用時による昇降時における”墜落 ” ⑦(墜落編)高所作業 「情報板」 ・・ 高所作業時による情報板の点検時における”墜落 ” ⑧(接触事故編)車両 「後退」 ・・ 車両駐車時による後退時における”接触事故 ” |
特許・実用新案 | 特許:無 実用新案:無 |
当該事例紹介ウェブサイト | http://www.w-e-kyushu.co.jp/ |
掲載日 | 2021年9月30日 |
更新日 | 2023年1月 5日 |
【カテゴリ】
西日本高速道路エンジニアリング九州株式会社 事業推進本部 安全品質部
当協会は、当サイトに最新の正確な情報を掲載するよう努力しますが、この情報の正確性、安全性、適切性について責任を負わず、保証するものではありません。
当サイト及び当サイトからリンクされているサイトへのアクセス及び利用する方は、自己の責任及び善良なる管理者の注意義務に基づき利用することに同意したとみなします。
当協会は、当サイト及び当サイトからリンクされているサイトの利用、アクセス又はアクセス不能の結果生じる損害及び当サイトの情報の誤謬を信頼した結果生じる損害について責任を負いません。
当サイトを活用して行う建設工事については、いうまでもなく、各事業者において、法令遵守、安全第一をもって工事の施工を行ってください。