カメラユニットと骨格推定アルゴリズムを組み込んだ画像解析AIにより、本紙システムを搭載した重機周辺の危険エリアに立ち入るヒトを、姿勢や体の向きを問わず高精度に検知し、アラートを発報するシステム
また、建設重機やフォークリフトなどの車両搭載だけでなく、進入抑止を必要とする箇所にも搭載可能
<2021年掲載分からの主な変更点>
・検出した人物が、稼働機械(危険源:カメラを搭載した重機)を認識しているか判定し、作業生産性を考慮したアラート発報の制御を行っている。
・キャリブレーション精度、設備の簡素化により、安全性と利便性の両立が高度化された。
・安全確保のための支援装置として、より明確に位置付けた。
○ヒトの姿勢を学習したAIにより、どの様な姿勢でもヒトを検知する
○ヒトの顔の向きを判定し、(危険源を認識しているか)危険レベルを評価できる
○重機や一般車両も検知できるので、車両同士の衝突を防止できる
○単眼カメラによる後付け設置方式、ドライブレコーダ機能搭載、電源にポータブルタイプも利用可能
○支援的安全装置であることを周知する
○強力な逆光環境では、誤作動の可能性がある
↑パーフェクトシステムとしてではなく、安全確保のための支援装置のひとつ
(安全投資コストに対して、使用者の適用範囲を理解・周知する必要がある)
・作業環境により、誤認識(ヒトをヒトと認識しない、ヒトでないものをヒトと認識する)する場合がある
夜間、暗所、降雨、降雪、積雪環境、粉塵環境、高光度・逆光環境など、光学カメラ特性を理解した使用方法が求められる
対応1>始業前・定期点検、清掃、整備を確実に行う。
対応2>適用限界を都度確認しなら、使用上の注意点を関係者で共有する。
・ユーザーモニタリング、意見調査
・システムログの解析による、誤認識状況の分析評価
・使用上の注意点の文書化
・カメラ種のラインナップ
コンパクトなシステムログ、映像のリアルタイム転送技術
商品の耐久性・システムの防塵防水性
位置・稼働情報とのメタデータの共有化
登録番号 | 19-13 |
---|---|
活用分類 | 人・行動センシング/機械センシング/能力支援等 |
適用工事 |
|
作業 | 危険源(移動体、開口部など)へのヒトの侵入を抑止しなければならない作業 |
価格等 | 100万円 |
活用実績(件数又は現場数) | 10件以上 |
特許・実用新案 | 特許:有 実用新案:有 |
当該技術所有企業 | 技術の所有権:共有(清水建設(株)、(株)Lightblue) 販売:他社(エヌディーリース・システム(株)) |
第三者評価・表彰等 | NETIS登録:車両搭載型安全監視カメラシステム「カワセミ」( KT-230152-A ) |
当該事例紹介ウェブサイト | https://www.shimz.co.jp/solution/tech388/ |
掲載日 | 2021年2月 4日 |
更新日 | 2025年7月 4日 |
【カテゴリ】
清水建設株式会社 土木技術本部 企画管理部
当協会は、当サイトに最新の正確な情報を掲載するよう努力しますが、この情報の正確性、安全性、適切性について責任を負わず、保証するものではありません。
当サイト及び当サイトからリンクされているサイトへのアクセス及び利用する方は、自己の責任及び善良なる管理者の注意義務に基づき利用することに同意したとみなします。
当協会は、当サイト及び当サイトからリンクされているサイトの利用、アクセス又はアクセス不能の結果生じる損害及び当サイトの情報の誤謬を信頼した結果生じる損害について責任を負いません。
当サイトを活用して行う建設工事については、いうまでもなく、各事業者において、法令遵守、安全第一をもって工事の施工を行ってください。