安全帯かけ忘れ防止装置　「ハーネスノーティファイ」

［ICT研究開発事例］安全帯かけ忘れ防止装置　「ハーネスノーティファイ」

概要・活用方法

本技術は、墜落制止用器具のフックかけ忘れ防止装置。かけ忘れを防ぐことにより転落事故を防止する。
エリアセンサー内でフックを掛けていないと本人に警告音を鳴らす装置である。管理者はリアルタイムの使用状況や過去のログをスマホやPCにて確認することが出来る。

安全区域(低所、事務所、トイレなどの墜落制止用器具不要箇所)での鳴動を避け、危険個所のみで鳴動するようにエリアセンサーを用いる事がポイントである。
エリアセンサー（無線信号）を危険エリアに設置し、設置個所からの距離を半径約5m、約20m、約35mの3つの範囲で設定し
かけ忘れ防止装置作動エリア形成をする。
エリアセンサーを複数使用することにより複雑な形状のエリアもカバーすることが出来る。
作業時の労働災害の防止や過去のログをもとにして安全教育に活用する事が可能である。

特徴・効果

危険エリア内ではフックを掛けない限り警報音が鳴りやまないので
故意に掛けない、または掛け忘れによる転落事故を防ぐ効果がある。

以下の4パターンの作動状態となる。

①エリアセンサーの電波を検出していない時、危険エリア外と判断し、警報音は鳴りません。
②エリアセンサーの電波検出し左右両方のフックを掛けている場合、警報音は鳴りません。
③エリアセンサーの電波検出し、どちらか一方のフックを掛けている場合、ゆっくり警報音が鳴ります。
④エリアセンサーの電波検出し左右両方掛けていない場合、早く警報音が鳴ります。

活用上の注意点

本装置は安全補助装置です。100％事故を防ぐものではないので使用にあたっては従来通りの安全注意事項を守る必要がございます。

自社で開発／改良したい技術

有線部分の無線化

対象とする主な対策(本質安全化)

登録番号	53-2
活用分類	人・行動センシング／機械センシング
適用工事	【土木工事】地下埋設物・架空線等上空施設一般／仮設工事／橋梁工事（架設工事）／河川及び海岸工事／ダム工事／構築物の取りこわし工事／水力発電所等建設工事／鉄道軌道建設工事／砂防工事【建築工事】仮設工事／土工事／地業工事／躯体工事／仕上工事／電気設備工事／機械設備工事／外構工事／改修工事／解体工事／管工事／鉄骨・鉄筋コンクリート造家屋建築工事／木造家屋建築工事
作業	墜落制止用器具（安全帯）を使用する高所作業
特許・実用新案	特許：申請中実用新案：無
第三者評価・表彰等	特許出願中　特願2023-051525
当該事例紹介ウェブサイト	https://ronk-jp.com/harness-notify/
掲載日	2024年3月27日

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ロゴマーク Ronk株式会社　営業

ご担当者名: 野村　潤一郎

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